【 TWEED : HARTWIST 】
2020.10.06生地に付いて
秋の七草でもあるオバナ(尾花)。
ススキの事を指しますが、
穂が動物の尾に似ている事から名付けられたと言われています。
暑くなく、寒くもない、秋は過ごしやすいですね。
夜道には秋虫たちの大合唱を耳に 季節を感じながらの帰路となるこの頃です。
10月です、そろそろ洋服好きな皆様におかれましては
ツィードが待ち遠しくなっているのではないでしょうか。
顧客様の中には既に御着用され、
新しいツィードの仕込みへと御来店も頂いております。
PORTER & HARDING
HARTWIST
100% Wool
560g
何度か当BLOGにも登場しておりますが
私のお気に入りなツィードスーツであり、今年で17年目になります。
密にガッチリと打ち込まれ 全くへこたれぬ男気あるハードなスコティッシュツィードであり、
カントリースーツには絶対に欠かせぬシリーズです。
このHARTWISTには、素敵な御愛用者様が沢山おります。
そして皆様もご存知であろう名靴職人である氏も その内の一人で御座います。
http://dittos.seesaa.net/article/305065439.html
【 F様の御注文② 】
HARTWISTの詳しきスペックなどは上記ページより御参照頂くとしまして、
今期はなんと このバンチがリニューアルされました。
モダンな新柄が加わり、その分廃盤柄が御座います。
品質は全く変わらぬ信頼クオリティーですから御安心下さいませ。
タフでガチなツィードをお求めの方であれば一押しのシリーズで御座います。
少し中を覘いてみましょう。
クラシックなグレナカートチェックに、強めなウインドペーンを重ねた新柄ですね。
おっ、下に見える格子柄は私の生地と同じであり生き残っておりますね。
王道カントリーチェックの一つですので安定の存在感でもありましょう。
いつもながらリアルな色出しが難しく、、、
是非お気軽にご覧になりに来て下さいませ。
では、次に私の好みで仕入れた同シリーズの当店在庫をご覧頂きましょう。
『 フォレストグリーン 』 正に森林を彷彿させる色味であり、
グリーン系はカントリースタイルには欠かせぬ色です。
暖色でのウインドペーン柄が重ねてあります。
格子自体の線は細めであり、そこまで主張は強くありません。
だからこそ、、、コーディネイトとの幅も広がるというものです。
インナーであるウエストコートやシャツ等に
定番タッターソール系を合されても程好く調和し引き立たせてくれるでしょう。
ベースをご覧下さい!
実は これまた大好きなバーリーコーン柄がベースの織りとなっているのです。
離れれば溶け込んでしまいますが、こんな所もくすぐられてしまう逸品です。
ウインドペーンはレッドとオレンジによる2色での構成です。
色を拾ってインナーや下物、小物など合されてみて下さいませ!
これも私の大好きな配色のカントリーチェックです。
この配色は多くのツィードメーカによって織られている
やはり欠かせぬクラシックなカントリープレイドです。
マスタードをベースにブルーとアイボリーのツートンによるオーバープレイド。
このマスタードがたまらなく好きなのです!
12原色におき イエローとブルーは反対色であり、一番目立つ色同士の組み合わせとなります。
2重のウインドペーン柄は立体感さえ醸し出し、この配色をより引き立てています。
私物のLOCK製 FLAT CAPが同じ柄のデザインでもあります。
とにかく惹かれるのです。
http://dittos.seesaa.net/article/420723835.html
【 帽子、始めます!! 】
ベースのマスタードも良く見れば複雑に織り交ざった色糸により
この独特な色味を出しています。
紅葉のシーズンにはイチョウ並木へお散歩も良いですし、
色付いた野山に出向き 様々な自然のイエローとも比べて見たくなってしまいますね。
ツィードとは正にアースカラーなのです!!
・・・・・如何でしたでしょうか。
単にツィードといっても本当に沢山の種類があります。
お選びになる際、先ずは ODD JACKET として着たいのか、
SUITSとして着たいのかでお勧めの種類が変わります。
ただし、スーツで御所有であれば 単品でのコーディネイトで楽しむ事が出来ますので
着こなしの幅はかなり広がる事でしょう。
是非素敵なツィードを探しにお越し頂けましたら幸いです。
寒き冬に向け 盛り上がって参りましょう!!
今週もお付き合い頂きまして、誠に有難う御座いました。
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