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Bespoke Tailor Dittos.
  • 【 Caccioppoli SHIRTING 】

    2018.02.13 Bespoke Tailor Dittos. ブログ

    【 Caccioppoli SHIRTING 】

        2月も半ばに差し掛かりました。 寒さにはまだまだ油断出来ないものの、洋服屋さんとしては そろそろ春夏の装いへとシフトしていかなければ、、、と思うこの頃です。         春夏の定番スーツへと認知された SOLARO (ソラーロ)。 経糸にカーキベージュ、緯糸に朱赤を用いた独特なこの生地は 表裏で全く色が異なります。   今では多くのメーカーでも織られる様になり、もはや有名なソラーロではありますが そのオリジナルは 英国のSMITH WOOLLENS なのです。 http://dittos.seesaa.net/article/441864443.html ( SOLARO SUITS )   しかし、そのオリジナルは 何と355gありますので 日本の夏場には少々荷が重い事も事実です。 確りと打ち込まれ、仕立て映えのするこのオリジナル・ソラーロは、正に春秋メインであり これから暑くなるまでが一番活躍の時でもあるのです。   御検討されておられる方々におかれましては正に仕込み時で御座います!           ・・・・・青み強き 英国的なブルー地のシャツは、ACORN社のポプリンより Paciffic Blue です。 そのブルーをグランドに、アイボリーベースのリネン混レジメンタル・タイを合わせてみました。 春夏っぽさが出ておりますでしょうか。                   ・・・・・ソラーロの交織がもたらす独特な色味は、光の加減により 裏側の朱赤がほんのりと感じられます。 (パドック・カットの三つ揃いにて。) 足元はリザードのスリッポンで!               ・・・・・たまには座った姿も! ソックスは、シャツ地のブルーと合わせで発色の綺麗なブルーとグリーンの交織ソックスです。 派手なソックスも、こう見ると調和が感じられますよね。   ソックスは、教科書通りであれば 靴に合せるか、トラウザース(スーツ)に合せるのが基本です。   しかし、だからこそ、装いを遊べ 楽しめるアイテムでもあります。 案外座らなければ なかなかソックスの色までは見えませんからね。 シャツやタイなどの色味を拾って、多彩なソックスで遊ばれてみるのも乙ですよ。 ツワモノは左右別のソックスまで履きこなしますから!   ソラーロはスーツであり、アイテムです。 装いとは、様々なアイテムを組み合わせ全体感をもってまとめ、着る事です。   勿論TPOも重要ながら、装いは意図を持たせて楽しむべき事でもあります。 ある程度の経験と学びは必要とはなりますが、装いを楽しまなければ人生勿体無いです! 装いには大きな力があります。是非 御自身を演出されて下さい。   話は逸れましたが、、、、ORIGINAL SOLARO は絶対にお勧めです!!               では、今週の本題へ参りましょう。   まだまだ寒さ残る2月では御座いますが、 イタリアは Caccioppoli より、早くも春夏のシャツ地コレクションが届きました。 早速御紹介させて頂きますので、今だけは 心は爽やかな春、そして暑き夏をイメージされてご覧くださいませ。       ・・・・・1920年にナポリで創業された フラテッリ・カチョッポリ社は、ファミリー経営のマーチャントです。 イタリアは勿論、イギリス、フランス、スペイン、そして日本含め 世界中のTAILORで取り扱われております。 同社はミルでなないからこそ、厳選されたミルで服地を織らせた拘りのハイクオリティな服地を揃えております。   定番的な2冊のバンチは そのまま今期も継続、そして今回は3冊が改めて春夏用にリニューアルとなりました。 春夏コレクションと言えば、リネン系の生地と共に、多彩なプリント地のコレクションが毎年目を惹きます。 プリントのバリエーションもここ数年で随分と増えておりますね!               今年のプリント地も凄いです! ここ数年は定番的な英国製のプリントシリーズです。 澄み切った青空、強き日差しの下で映えそうな色柄綺麗な植物柄は見ていて集めたくなってしまいますね。               植物とくれば蝶!、、、いや、蛾でしょうか!? そして動物園にいる様な、、、 はたまたサーカスを見に来たような気持にさせるポップな柄まで本当に多彩です。                 おっと、ここで英国といえば古き付き合いの欠かせぬ FOX君 も登場です!               童話や絵本の世界に入り込んだ様な雰囲気で! プリントコレクションはまだまだ沢山御座います。                 ジャケットスタイルも多くなってくるこれからの季節にとり、 色柄の綺麗な格子柄のシャツは是非手に入れたい所です。                 クラシックなストライプですが、ここまで色バリエーションが揃っていると嬉しくなってしまいます。 一般的な 白×有色 ではなく、有色×有色 は敢えてお勧めです!                 春夏の装いは、強い日差しを避ける為にも 比較的明るめな色柄のスーチングが好まれます。 ライトグレーやベージュ系なども その典型ですね。 だからこそ、Vゾーンには こういったトーンが濃い目の確りした青み強きシャツは必須です! 必ず似合いますし、役にたちますので是非ワードローブに如何でしょうか。  この生地は クレリック・スタイルにしても抜群に合いますね。                 これも凄い。 シャツ地として、ポプリンと並ぶべく 定番生地でもある END ON END(刷毛目)。 そのカラーバリエーションです。 暖色は秋冬のジャケットスタイルにも良さそうですね。               はい、春夏用のシーズンファブリックの中で 一番爽やかで心地良きリネン混のドレスシャツ地です。 綿:68% 麻:32% と、メインはあくまでもコットンながら、リネンの清涼感を掛け合わせた涼しき生地です。     独特の節がリネン混らしく、このシリーズでしたら色柄にもよりますが 堂々とビジネスシーンでも御着用頂けます。               これも御紹介せずにはいられません。 所謂 極上シリーズです。 超長綿(GIZA45など)でしか織り上げる事の出来ぬ品質でもあり、170/2 という至高の生地です。  もうツルツルでシルキーなタッチは、もはやコットンとは思えぬほどに気持ちが良いです。 今では200双、勿論それ以上も技術的には作られています。 まぁ、そこまでは必要がないにせよ、170双など 普通に洗濯機で洗って頂けます。 特に気を使う必要なく、この至高なる品質をご堪能頂けます。 こういったシャツがワードローブの中に入っていると、『いざ』という日は手が伸びます!               カジュアルなスポーツシャツ地です。 素材はコットンであり、全てメッシュのシリーズとなります。 目の細かいメッシュ、粗いメッシュ2種あり、それぞれにプリントが施されています。 (勿論 無地も御座います。)  ノータイで気軽に釦ダウンシャツや、オープンカラーシャツ等でお楽しみ下さい。 どんなシャツ地よりも当然ながら通気性が良く、汗も確りと吸い込みます。               こちらは リネン:100% の生地にプリントを施したシリーズです。 リネンならではの皺をお楽しみ下さいませ!               これもリネンです。 激渋な色であり柄、どこかしら『和』を感じる様な、、、、。 藍染めなテイストを感じるという事ですよね。               これは面白い! 初めて見るのですが、、、 リネン:100%による OXFORD という事です。 確かにザックリとした その顔立ちは、雰囲気満点ですね。               ほんのりと色味を感じるくらいに薄い涼し気な アイスブルー地です。 この独特で掠れた感じの表情は やはりそんなに見られるものではありません。 爽やかで美しい生地です。   最後です。 このシリーズも季節を大いに感じられるもの、 シアサッカー地です。 予め あえて皺になる様に織り上げられたサッカー地は、この起伏感が肌にベト付く事も無く、放熱効果が高い生地です。 初めから皺加工の生地ですから、必ず皺になるコットン地でも その皺が気になる事も無く、 むしろ洗い晒しのノーアイロンでラフに着こなすのも良いでしょう。 当然ながら、スーツやジャケットを誂えられる生地よりも薄地で大変軽さも感じられます。           ・・・・・如何でしたでしょうか。 カチョッポリ社は、いつも先陣を切って春夏コレクションを届けてくれます。 有難いですね。 既に春夏用のスーツやジャケットはお下見と共に ご注文も入ってきております。 トータルな装いとしてシャツ地もご覧頂くには、このカチョッポリ社のペースに合わせて他メーカーさんのシャツ地も揃うと理想的ではありますね。   他のメーカーさんは大体3月の上旬位を予定しております。 まだまだ沢山届いて参りますので、是非ご期待下さいませ。   では、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。   今週もお付き合い頂きまして、誠に有難う御座いました。          

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  • SCHOFIELD & SMITH

    2018.02.06 Bespoke Tailor Dittos. ブログ

    SCHOFIELD & SMITH

         この度、当店のHPをリニューアル致しました。 BLOGはこちらと、以前のSeesaa BLOG 双方で当分の間は更新して参ります。 この新しい方は まだ不慣れですが、どうか宜しくお願い致します。 2018年2月6日  Bespoke Tailor Dittos. 水落 卓宏       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・        立春寒波に警戒を、、、、、なんて天気予報で言われておりますね。 皆様、残寒のお見舞いを申し上げます。  今年の冬は本当に強く、寒いですね。 各地での積雪量も多くて東京でも大混乱となりました。 立春が過ぎたとはいえ、まだまだ2月は寒いので どうか暖かくされて下さい。  しかし、洋服屋は 一足先に春を迎えなければなりません。 店頭の生地も春夏生地へと総入れ替え致しました。 寒々しい景色が広がっております! FOX BROTHERS:WORSTED CHECKSより http://dittos.seesaa.net/article/446967833.html インナーには、BATEMAN OGDENの麻混素材で POSTBOY WC を合わせています。 ベタですが、格子とのブルー合わせがとても爽やかでマッチします。 http://dittos.seesaa.net/article/450128554.html             ・・・・・ヨークシャー州 ハダーズフィールドは、英国において織物の産地として有名です。 仕上げに必要な柔らかい水がある、これが大きなポイントでもあるのです。       Scofield & Smith Huddersfield   1904年、ハダーズフィールドに設立されたミルです。 高品質な生地を織り上げるのは勿論ながら、シルクやリネン、モヘアなど多彩な素材をブレンドした混紡生地の生産などでは 特に独自の地位を広げてきたそうです。   様々なメーカーの生地を生産されていますが、DUNHILLの生地なんかも織っているそうです。                 1995年公開  【 007 GOLDENEYE 】    言わずと知れた、ジェームズ・ボンド。 ピアーズ・ブロスナンのスーツをFITTINGしているのは BRIONIのMASTER TAILOR : Cecchino Fonticoli(ケッキーノ・フォンティコリ氏)です。  な、なんて久しぶりに耳にするお名前でしょうか。 本当にお懐かしい、、、、。 ここはローマ本店ですね。            BRIONIはペンネという街にとても大きな工場があります。 その中には有名なSARTO(TAILOR)育成学校も御座います。  私が氏とお会いしたのは そのペンネの工場であり、もっと恰幅が良くて 優しく、魅力的な御方でした。 本店サルトから工場に移られ、その当時の肩書はチーフデザイナーとなっております。 プレタの新型開発や、ス・ミズーラの型紙作成などをされていました。  もうお歳を考えると、御引退されておりますでしょうか、、、、。 その節は本当にお世話になりまして、心より感謝しております。 あっ、話が逸れてしまいましたね。 つい懐かしくて!        何と 英国の秘密情報部員であるジェームズ・ボンドが、サビルロー以外の、、、 イタリア製(BRIONI)のスーツを着たという事は大きな事件!?でもありました。 実は、この映画で使用された生地は Scofield & Smith であり、BRIONIで仕立てられたのです。 (同社HPより 写真を拝借させて頂きました。)             ・・・・・さて、そんな高級ミルである S & SMITH なのですが 実は今年から大人の事情により、取り扱いが中断されております。 同社が無くなる訳では御座いません!  日本では、正規代理店さんが降りてしまわれたので そうそう簡単に手に入らなくなってしまった次第です。 そんな事柄と機会という事もあり、 同社より廃盤種含めたクリアランス・ファブリックが展開されていました。 私の価値観により 今回2種 の生地を入手致しましたので御紹介させて頂きます。 素晴らしい生地であるにも拘らず、有り得ないお値段なのです!      同社の生地は高級な生地ですから、バンチ(生地見本帳)展開時代は そうそうお勧め範疇に入れ辛かった事は事実です。 だからこそ、今週御紹介の生地を 是非じっくりとご覧頂きたいと思います!!           SCHOFIELD & SMITH 【 Brighton 】 Wool Super 100s 230g                   ・・・・・梳毛の平織地であり、サラッとした肌触り、通気性も良く、 撚りを強く掛けることにより シャリ感が生まれますが、これが皺になり辛かったり 皺の復元力に繋がります。  典型的なウール・トロピカルですが、パナマとも呼ばれます。 落ち着きのある 渋いミディアムグレーに、ライトブルーのストライプが本当に涼しげで 清涼感満点です。               ・・・・・縞は太過ぎず。間隔もクラシックで典型的なバランスです。 グランドのグレー地を良くご覧ください!               ・・・・・ベースは とても表情のある ヘアライン調 の織りとなっているのです!! 単純なグレーでは無く、この独特な霜降り感のあるグレー地に この爽やかなブルーの縞が凄く映えるのです。  暑い日でも こんなスーツで涼しい顔して着こなしてみたいですね。 かなり格好良いです!!                   ・・・・・お次は クラシックなピンストライプです。 これも絶妙なのです。  グランドは、ネイビーではあるものの ややくすんだスモーキーな濃い茄子紺と言った感じです。 これは純粋な色味が写真では難しく、言葉での表現も難しい、、、。                   ・・・・・ご覧ください。 ピンストライプは、なんと ラベンダー色 なのです! この色味にグランドの色味も引っ張られて見える感じがあるかも知れません。  しかし、粋ですね!                 ・・・・・ネイビーとパープル系は抜群の相性です。 縞がオフ白やグレー系では無く、ラベンダー、、、、そそるセンスです。               ・・・・・今回ご紹介の  Brighton というシリーズは、糸も細過ぎる事無く バランスの取れた Super 100s です。  これが良いのです。これで十分です。 とても気持ち良く、気兼ねなく こんなエレガントなスーツを楽しんで頂けます。 この生地は 淡い桜色のシャツなんて合わせたら最高でしょうね!               ・・・・・色味と縞の感じです。 どちらも個性があり、縞もクラシックな範疇です。 こんな子達を、皆様ならどんなスーツに料理されるでしょうか!!                         ・・・・・同じ種であるウール・トロ(パナマ)のピンストライプ・スーツです。 もうここまで寒い月日が続きますと、逆に春夏の装いも恋しくなるものですが、、、 まだまだ寒過ぎます(笑)。  ストライプのスーツは、縦のシャープな印象が特徴です。 私の着用する生地は、ダークネイビー地に オフ白のピンストなので、見方によればギャングスーツの様にコントラストが強く見えるでしょう。 そうなのです、縞とグランドのコントラストが弱ければ 程好く溶け込みます。 この辺りはお好み次第ですね!                     ・・・・・如何でしたでしょうか。 今回の S & SMITH:2種の生地ですが、弊店価格レンジで言うと 4 というレンジになります。 バンチ時代の価格を考えれば 本当に驚きのお値段です。  また、更に今でしたら 『早期受注キャンペーン』も御座いますので 合せてお得感も増しますね。(2月13日まで) 宜しければ是非御検討頂けましたら幸いです。  皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。               ・・・・・昨日 2月5日(月)の夕方より 弊店HPがいよいよリニューアルUP致しました! http://dittos.jp/  当BLOGは、『Seesaa BLOG』さんにてお世話になっております。 故に、今まではHPより Seesaa BLOG へリンクで飛んで頂く形になっておりました。 新しいHPでは、サイト内にBLOGが御座います。 当分の間は双方で更新して参ります。  どうか引き続き、ご指導、御鞭撻の程 賜れます様 宜しくお願い申し上げます。     どうも有難う御座いました。              

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