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Bespoke Tailor Dittos.

【 至高のシャツ地フェア ② 】

2024.04.30お勧め情報

 

 

 

 

至高のシャツ地フェア

 

~5月23日(木)まで

 

 

 

 

 

 

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最大10連休ともなるGWの真っただ中、皆様いかがお過ごしでしょうか。

只今 至高のシャツ地フェア が開催中で御座います。

 

早々に光栄なるご注文も頂いておりまして 心よりのお礼を申し上げます。

来月後半までの開催となりますので、

是非この御機会に至高のシャツをお楽しみ頂けましたら幸いです。

 

先週の CARLO RIVA に続き、

今週は DAVID &JOHN ANDERSON をご紹介させて頂きます。

全36種あり、私の言葉は控えめに 早速ご紹介させて頂きます。

極上で美味しそうな食材ばかりでヨダレものですよ!

 

 

http://dittos.seesaa.net/article/458837088.html

【 至高のシャツ地フェア ② 】・・・2018年

 

 

 

 

 

 

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DAVID&JOHN ANDERSON

 

= LINEN×COTTON =

55% LINEN

45% COTTON

 

 

 

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とても清涼感溢れる生地、リネンの節が所々に見えます。

リネンはもともと放熱効果が高く涼しき素材の代表ながら、

更に節はスラブ糸の様に織の中で隙間を生み、一層通気性も高めます。

約半分 使用されているコットンは極細・極上な超長綿であり、

薄くて軽く、本当に最高の原綿である事は間違いありません。

仮にリネンが100%だと本当にシワシワに成るので、

コットンとブレンドする事によりシャキッと感が保たれます。

故にビジネスで使われるドレスシャツとしても十分にご堪能頂けます。

 

 

 

 

 

 

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レギュラーの春夏用シーズンファブリック(見本帳)にも

必ず同じようなリネンブレンドがラインナップされています。

左側が至高(D&J.A)、対して右がレギュラー(GETZNER)のコットン×リネンです。

 

このGETZNERは コットンが75% リネンが25% とリネン混率が低く、

かつ至高物ではありません。

企画も原材料(糸・原綿)も違うので一概に比べられませんが、

こう見ると違いが良く分かるでしょう。

しかし、優劣ではなく 当然ながらその至高分は金額としてシビアに現れていますので、

皆様の価値観で何を優先的に尊重するかとなります。

 

 

 

 

 

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① ② ③ ④ ⑤

 

 

 

 

 

 

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① ②

 

 

 

 

 

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③ ④ ⑤

以上の5種、これからの季節は特におすすめです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

= SEA ISLAND COTTON =

 

 

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綿花の中でエリートの中の更にエリートの種となる『超長綿』の1種、

SEA ISLAND COTTON(海島綿)のシリーズです。

このシリーズは本当に原綿の質だけで勝負しており、特に高番手を使っていません。

確か 120/2 位だったと記憶しておりますが、それでも違いが分かります!

至高レベルの極上シャツ地に付き、強いてデメリットを挙げるなら

高額という事はさておき、耐久性が弱点とも言えます。

織り糸が細い、故に生地も薄い、最高の肌触りはやはり贅沢品ではあります。

 

だからこそ、この海島綿のシリーズは

『耐久性もありつつ至高な着心地』 と言えるのです。

 

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⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ⑪ ⑫

 

 

 

 

 

 

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⑥ ⑦

ある意味 一番贅沢かも知れません、、、、

スポーツシャツ地の代表 OXFORD です。

刺身で食べられる新鮮な魚を敢えて塩焼きで食す感じでしょうか(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

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⑧ ⑨

無地は写真だと分かり辛いですね。

約6㎜幅対でのクラシックなヘリンボーン柄です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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⑩ ⑪ ⑫

左より、ベーシックなポプリン。

究極クラシックなホワイトポプリンで、

C.RIVA、200/2、海島綿で食べ比べしてみたいですね。

真ん中は少し細かなホワイト:ヘリンボーン、

そして種別紹介写真でお見せしたストライプとなります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

= 170/2 =

 

 

 

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これは今回 初参戦 のシリーズとなります。

GIZA45(超長綿)の170番双糸使いであり、

CARLO RIVAとほぼ同等の番手となります。

 

もうこのレベルは凄すぎるので、どれをとっても、

触ってもツルツル・スベスベで最高に決まっています。

CARLO RIVAはその原綿から紡績した糸を熟成させ、

その後 昔ながらの細幅・旧型織機でゆっくりと、そしてふっくらと織り上げられます。

D&J.A はわざわざ熟成はしていませんし、

新型の広幅・高速織機で生産効率優先に仕上げられます。

(むしろこちら側が現代の主流であり、逆にC.RIVAが昔ながらの

古き良き時代の伝統を守り続けていると言えます。)

 

どちらも同じ最高原綿である事に変わりませんし、

超長綿でなければ このレベルの糸が作れません。

その最高たる食材を 仮にマグロで例えてみれば、、、

C.RIVAは甘くて柔らかな中トロ、D&J.Aは身のキリっと引き締まった赤身

こんな感じに思いますが、あくまでも私の個人的な意見です‼

どちらも美味いに決まっているのですが、

美味しさの魅力と質、そしてお値段が違います。

 

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しかし、素晴らしい品質です。

線のシャープさ、細番手なので解像度が高いのと同じく

縞が本当に綺麗で鮮明に出ます。

 

 

 

 

 

 

 

 

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⑬ ⑭ ⑮ ⑯ ⑰

⑱ ⑲ ⑳

 

 

 

 

 

 

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⑬ ⑭ ⑮

発色美しきオルタネートストライプの3兄弟!

 

 

 

 

 

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⑯ ⑰

このダブルストライプ、素敵ですよね、、、。

 

 

 

 

 

 

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⑱ ⑲ ⑳

ノートの罫線を感じさせるドシンプルなストライプ、

几帳面で真面目そうな印象を与えますよね。

これがスーチングで言えばバンカーストライプであり、

金融系を筆頭に信用・信頼を重んじる方々にこよなく愛されたストライプであり、

それのシャツ地版と言えます。

縞柄としてはつまらないと思われる方もおりましょうが、

これこそ原点回帰な本質的クラシック、王道たるストライプとも言え、

一通り嗜まれた方こそ こういった所に戻って来られるのです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

= 200/2 =

 

 

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D&J.Aの顔となるシリーズですね。

先の 170番双糸の上位互換であり、C.RIVAに織り上げるまでの手間で劣る分

更に希少で貴重な200番双糸で対抗しているかのようです。

上を見れば300番レベルまでありますが、高ければ良いという訳でもありません!

 

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㉑ ㉒ ㉓ ㉔ ㉕ ㉖ ㉗

㉘ ㉙ ㉚ ㉛  ㉜ ㉝ ㉞ ㉟ ㊱

 

 

 

 

 

 

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㉑ ㉒ ㉓ ㉔ ㉕ ㉖ ㉗

 

 

 

 

 

 

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㉘ ㉙ ㉚ ㉛

 

 

 

 

 

 

 

 

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㉑ ㉒

 

 

 

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㉓ ㉔

 

 

 

 

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㉕ ㉖ ㉗

 

 

 

 

 

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㉘ ㉙

 

 

 

 

 

 

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㉚ ㉛

 

 

 

 

 

 

 

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㉜ ㉝ ㉞

白は識別が無理ですよね、、、、。

左より、ポプリン、そしてツイル。

一番右がマイクロヘリンボーンです。

 

 

 

 

 

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㉟ ㊱

左より、更に畝を目立たせたツイル、

そしてロイヤル・オックスフォードです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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以上、全36種のご紹介で御座いました。

種では先週より見応えがあったのではないでしょうか!

 

そして今回もおまけと致しまして、スイスの名門 ALUMO社のドビー織機による

織柄シリーズが10種御座います。(全て白となります。)

 

旧在庫品でもあり 驚きの大放出特価となっております。

ドビーがお好きな方にとっては これ以上のお得は御座いません!

 

 

 

 

 

2週に渡って御紹介させて頂きました世界最高峰の品質は、

至高・至福な着心地をお約束する食材たちです。

この食材を皆様が吟味し シャツに仕立てられるのですが、

いくら素材が良いからと言って着心地も良いか、機能性は高いのか、、、

調理の仕方も大事なのであり そのシャツの美味しさ(性能)となりえます。

貴殿の為だけに、貴殿しか合わぬ ONLY ONE の型紙を使い、

最高の技術で仕立てられるからこそ食材が活きるのです。

 

当店シャツの一番大きな特徴を挙げさせて頂ければ、

それはやはり設計図でもある型紙にあります。

 

体形や姿勢、非対称含め精度の高い型紙作成はTAILORですから当たり前です。

襟やカフス、ギャザーやパネルなども大事なディテールであり

私の拘りは満載ながらも、、、表層的なデザインに過ぎません。

 

シャツ地(コットン)はウールに比べると融通性がなく、クセ取りなども利きませんし

基本的には行いませんので仕立ての分野ではスーツの様なアプローチを施せない訳です。

では曲線しかない人体に対し、どの様に立体へ、

そして着心地良くなるようアプローチするのか、それは型紙に秘密があります!

当店シャツの型紙にはスーツの仕立てに伴う沢山のテクニックが内蔵されています。

 

これは仕立て上がったシャツを見てもわからないと思いますが、

施した型紙と してない型紙 を着比べたら絶対に違いが分かるはずなのです!

こんな面倒な型紙によるシャツを縫製工場さんで仕立てて頂いているのですから

本音を言えば当店とは付き合いたくない取引先⁉となるでしょう、、、

本当に心底感謝しか御座いませんし、工場さんのお力なくして存在しえないのです。

 

安価なシャツ程 直線的で縫いやすく畳みやすい、

拘りのシャツ程 縫い辛くて難しく、かつ畳み辛いのです。

 

当店のシャツは私の自己満ですが特別であり、

私が欲しいシャツが市場に無い為に構築した側面もあります。

是非一度お試し頂けましたら幸いで御座います。

 

 

 

 

至高のシャツ地フェアは 5月23日 までとなります。

 

 

型紙ホルダーの顧客様に限り、

メールオーダーでもお気軽にご注文できますので是非ご連絡頂ければと思います。

 

 

その他、重衣料でも春夏用で期中仕入れが入荷しました!

勿論 出物価格の特別品であり、今回は特に私の一目惚れした生地もありまして、、、

かなり自信がありますが 皆様にもHITするかは分かりません(笑)!

BLOGでも順次ご紹介して参りますので、合わせて宜しくお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

・・・・・大変恐縮ながら 来週のBLOG更新はお休みを頂戴致します。

次回更新は 5月14日(火) を予定しておりますので、

どうか引き続きよろしくお願い申し上げます。

 

 

では今週も最後までお付き合頂きまして、誠に有難う御座いました。

どうか素敵な休日をお過ごしくださいませ。

 

 

 

 

 

 

 
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