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2020/06

Bespoke Tailor Dittos.
  • 【 至高のシャツ地フェア ② 】

    2020.06.23 Bespoke Tailor Dittos. お勧め情報

    【 至高のシャツ地フェア ② 】

          先週より、当店では【 至高のシャツ地フェア 】を開催中で御座います。 ( 期間は、~7月6日までの開催となります。)   http://dittos.seesaa.net/article/475630552.html     沢山のお問い合わせと共に、この梅雨の最中にも関わらずご足労頂き 沢山の光栄なるご注文を頂戴致しまして心よりのお礼と共に感謝を申し上げます。   ご遠方の御方含め、ご都合が儘ならぬ方もおられます。 今週のBLOGを楽しみに待って吟味して下さる顧客様もおられ、 続きを謹んで御紹介をさせて頂きます。   さて、まず始めに 先週御紹介させて頂きました CARLO RIVA におきまして 既に幾つかの品切れが発生しております。 色柄によっては在庫数が少ない物も御座いますので、『コレは!』 と思われる生地が御座いましたら是非お早目な御連絡を頂けましたら幸いです。   ㉒ ㉚ ㉜   上記3種が 22日(月)時点で早くも品切れとなっております。 誠にご迷惑をお掛け致しますが、何卒宜しくお願い申し上げます。   では、早速後半戦の生地を御紹介させて頂きます。           DAVID & JOHN ANDERSON http://dittos.seesaa.net/article/465039447.html     もともとは英国を代表するシャツ生地メーカーでしたが、 今はイタリア:ALBINI社の傘下となっております。 1822年創業の老舗たるプライドと拘りの品質、そして膨大なるアーカイブからなる沢山の 貴重なコレクションはイタリア製となっても何ら変わる事がありません。 少し寂しい気もしますが、、、、。         そもそも シャツ地たるは基本コットンです。 あのフワフワの綿花から糸にするわけですが、沢山の種もある綿花(原綿)は その繊維長によって品質の区分けがされております。   全ての原綿から たったの5%しか生産されていない最も優れた原綿、 それが【 超長綿 】と呼ばれる別格な極上綿なのです。 その超長綿の中で多分一番有名なのは皆様も良く耳にするであろう 『 シーアイランドコットン 』でしょう。   もともと高品質で知られるエジプト綿、その沢山生産されているエジプト綿の中で やはり最高品質の超長綿があり、それが【 GIZA 45 】となります。   上記写真の中にも記載がありますね。 先ず前提として、この至高レベルのシャツ生地達は 超長綿 で無ければ具現化出来ないのです。 故に全てが当たり前に最高品質である原綿=超長綿を使用している事になります。 C.RIVAもD&J.Aも同じく GIZA45 を使用しております。 (D&J.Aはシーアイランドコットンも使用していますね。)   レベルはシーアイランドコットンと同じであり、 GIZA45とは 産地が違う同じグレードの最高原綿という事になります。     その超長綿の特徴たるは   ● 綿花の繊維がもともと長いので超長綿と呼ばれ、その繊維が長ければ長い程に細くなり、 反射率が高くなるのでシルクの様な手触りと光沢感が生まれます。   ● 繊維長がもともと長いので、糸をつむぐ際につなぎ目が少なくなる事になります。 故に細い繊維にも拘らず強い糸が出来るという事にもなるのです。   コットンなのにシルクの様な肌触り、糸が細い分 生地としては当然薄くなる訳ですが、 逆に強い糸になるという素晴らしい長所を兼ね備えております。 あとは、最高の原綿に対し 糸への作り方や織機、 そして各メーカーの拘りなどで品質が変わりますし、 良いコットン地に綺麗な水も欠かせぬ存在です。   今回の D&J.A は、全て 200/2×200/2 の品質でラインアップされております。 これは200番手という糸を双子で撚り合わせた撚糸を 経糸×緯糸で使用しているという表記になります。   この数値が大きければ大きい程に糸が細くなります。 今ではもっと高番手も御座いますが、もうこれ以上はあまり意味が無いでしょう。 C.RIVA では170/2 が使われているので、糸だけで見れば今回の D&J.A の方が細いですね。 それぞれ両雄の違いは、糸作り、織機等に違いがある訳です。         先ずは無地のシリーズです。 計6色ありますが、その中で織り方の種類が3種御座います。         約3㎜位のミニヘリンボーン柄です。 ヘリンボーンは綾織りですので平織と比べ確り感と共に より光沢感が出るのが特徴です。 凄い艶感です、、、もう本当にツルツルです!         細かく美しい織り柄ですが、これらは綺麗に沈み込んでしまいます。 若干シャドーストライプの様な縦方向の流れを感じさせてくれる程度であり 上品で控えめです。 私も何年も前に仕立てた同生地シャツがありますが、今でも大切に着用しています!         A / B   Aは拡大写真の生地です。色出しが無透かしいのですが、 薄めの青紫を感じるブルーとイメージされて下さい。 Bはドレスなホワイトです。 (全体写真で見ると、上段 左側の2種となります。)           凄く綺麗なドレープと艶感、でも良く分からないですね。 無地は写真が難しい、、、。         実は ROYAL OXFORD なのです。 200/2のオックス地ですよ、凄いです! 独特な粒々の表情が出るオックスフォード、 本来はスポーツシャツに良く利用されますが、ロイヤルOXはドレスシャツ地です。 しかもD&J.Aクオリティーですから正に別格です。         C / D   左のCはホワイトです。 Dは拡大写真の生地となりますが、色出しが写真ではとにかく難しく 淡い桜色 となります。         お次はツイルであり、ヘリンボーンの原型織りですね。 艶やかな光沢感が特徴であり、安定した確り感があります。         E / F   左のEは 淡い爽やかなアイスブルー、 Fは拡大写真の生地であり 赤紫に近いピンクと言えるでしょうか。 それぞれの織り違いで3種6色のソリッドとなります。         次はクラシックなストライプシリーズです。 以降は全て平織地であり、シャツ地として一番ベーシックで代表的なポプリンとなります。 ストライプはご存知の通り、色や縞の太さによりかなり印象が変わります。 皆 似ておりますので、下記写真で迷った時はこの写真へ立ち返って下さいませ。   左上が一番細い縞で右上がもう少し太めですね。       上の写真で見ると左上の細縞とまります。 有色縞1mm 白のベース縞で1.5mm といった感じです。       とにかく縞柄が鮮明で凄く綺麗です。 織糸が細いという事はデジカメで言う解像度が高いと理解して頂ければと思います。 この鮮明で美しく表現されたストライプの印象は 至高レベルだからであり、 極ノーマルな100/2と比べれば一目瞭然です。       G /  H / I   Gがワインレッド、真ん中のHが拡大写真であり、Iが控えめなスカイブルーとなります。       全体写真で見ると右上のストライプであり、上記よりやや太めです。 有色縞が1.5mm ベースの白縞が2㎜といった印象です。 コチラの方が線の太い分、確りとした印象と共に 着用されてもストライプシャツと 認識できるレベルであり大変クラシックなストライプとなります。         J / K   左のJが拡大写真であり、ネイビーストライプです。 Kは鮮やかなブルーですね。         次は集合写真で見ると手前下段の2種です。 このストライプ、白ベースに間隔をあけた細縞 実はブラウンです!       ロンストと呼ぶには少し細めかな、、、といった印象ですが 確りストライプであり堂々としています。       L / M     L / M Mはソラーロに合いますので個人的に欲しいところです!   これで D&J.Aは全て御紹介が終わりました。 至高レベルはここまで、、、、、今回はもう一社参加してくれております。             ALUMO   スイスの名門であるアルモ、 この老舗も超有名であり、綺麗な水と空気からなる最高の環境で織り上げられています。 多くの一般的なシャツ地メーカーは仕上げの際にホルマリンを使用されるそうですが、 同社は勿論使用せず 環境問題にも熱心なスイスで 今でも当然の如く名門であり続けるメーカーです。 その品質に対する信用度は計り知れず、エルメスなどにも供給されているようです。   ALUMOのシャツ生地はとにかく基本レベルがとても高く、 同社でも当然ながら至高レベルのシャツ地を織り上げております。   しかし今回、至高レベルは両雄に任せ 敢えて極中堅のレベルを揃えております。   品質で言うと 120/2×120/2 全てポプリンのシリーズとなります。 至高レベルで見ると普通に見えるかも知れませんし 差があって当然ながら、 同じレベルで比べたらやはりALUMOは強いです!   品質 ≒ 糸番手 ⇒ お値段 という図式は否めぬ所ではあるものの、 だからこそ価値観やご予算でご判断頂ければと思います。 それぞれのポジションで それぞれのメリット・デメリットが存在するという事ですね。       先ずはストライプのシリーズ 2種5色 となります。       濃過ぎないネイビーベースに白のストライプがコントラストも効いて引き立ちます。 渋くて素敵です! 明るめなグレーやベージュ系などのスーツに合せるとかなり引き立ちます!       N / O   Oはコントラストが低い分 優しい雰囲気になりますね。 ホワイトベースでは無く、ブルーベースでのストライプ、涼しげでもあります。       P / Q / R / S   極細の縞柄、これは正にノートの罫線であり エレガントでドレッシーなストライプです。 まるでシャツ地でのバンカーストライプと言えますね! このエレガントな縞柄、 これは小さなスワッチ(生地見本)では全然魅力を感じませんでした。 やはり大きく見ないと魅力が伝わり辛いという事です。         見て下さい! そのバリエーションの中で更にストイックな、、、、黒の縞柄、モノトーンの構成です。 何て生真面目さを感じるのでしょう。 銀縁眼鏡にキリリと手をかけそうです(笑)。       縞柄は0.3㎜の製図用シャープペンの線くらい、ベースの白部分で8mmです。 これ、、、お気に入りの10周年記念生地: ピンヘッドストライプのスーツに無彩色コーデをしたくなります! 正にストイックで潔く、超が付く程のいぶし銀だと思います。 これも欲しい、、、。         P / Q / R   Pがいぶし銀です! ネイビー、そしてスカイブルーのRと並びます。     小さくQ、真ん中にR、そして最後のワインレッドの縞 S となります。             T / U / V / W   最後の御紹介となります。 ソリッドシリーズ、綺麗なペールトーンのカラーシャツとなります。 発色が大変綺麗でこれからの季節にも是非取り入れたいですね。       左にT 淡いややくすんだブルー、そしてUは綺麗なピンク色です。       左にWのペールグリーン、、、ブルーっぽく見えますが淡いグリーン地です。 右にVのイエローです。 色が飛んでしまって全然イエローに見えませんね、すみません。 並べた集合写真で御確認願います。             ふぅ~~~、これで先週分と含め 全60種 全ての御紹介が終わりました。 沢山ありますので、ご覧下さっている皆様も 相当お腹一杯に成られたのではないでしょうか!?   シャツは何枚あってもキリがありません。   魅力や個性はそれぞれにあり 選び出すのも大変ですが、直感や単純なお好み、 そしてお手持ちのワードローブを考えて、、、じっくり、ゆっくりと吟味されてみて下さい。   どうしても写真やモニター越しでは若干の色ブレなどもあると思います。 もし可能であれば是非お時間を捻出頂き、 この御機会に是非お越し頂けましたら幸いで御座います。   ご来店が厳しい方々におかれましては、 ご質問など含めお気兼ね無くご連絡頂けますようお待ち申し上げております。   7月6日までフェアを開催しております。 中には在庫数の少ない色柄も御座いますので、お気軽にお問い合せ下さい。   シャツは下着であり、基本は地肌に着用するアイテムです。 だからこそ、生地の良さは肌触りや着心地に直結致します。 笑みがこぼれる至高のシャツをお試しくださいませ。   皆様とお会い出来る日を心よりお待ち申し上げております。             ・・・・・誠に恐縮ながら 来週のBLOG更新は休みとさせて頂きます。   次週は 7月7日(火)の予定となります。 どうか引き続き宜しくお願い申し上げます。   今週も最後までお付き合い下さりまして誠に有難う御座いました。                    

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  • 【 至高のシャツ地フェア ① 】

    2020.06.16 Bespoke Tailor Dittos. お勧め情報

    【 至高のシャツ地フェア ① 】

        皆様 こんにちは。 関東地方もいよいよ梅雨入り致しております。   当然ながら雨も多く、装いも頭を悩ませる時期でもありながら かくして夏を迎える事になります。 少しでも快適で気持ちの良い装いが望まれますね。     さて、今年もいよいよ【 至高のシャツ地フェア 】を開催させて頂きます。 その生地たちは至高が故に高額でもある事、仕入れ量も限られておりますし 当店では普段は生地見本さえ常備されておりません。   それらを一堂にご覧頂く機会でもあります。 見て、触って、そして感じて下さい。 至高たる所以を、、、。   そしてもう一つ大きなポイントがあります。 このフェア期間内で御紹介させて頂く対象生地に限り、特別価格でのご提供となります。 これは かなりお得で御座いますので、 宜しければ是非この機会を御利用頂けましたら幸いです。         では早速御紹介に入りますが、今回ご用意の生地が全部で60点御座います。 今週はその中でも世界一の超絶品質であり、 『シャツ地の宝石』とまで謳われる CARLO RIVA から御紹介させて頂きます。     CARLO RIVA   この度はCARLO RIVAだけで47種御座います。 何故最高なのか、何故高いのか、何が特別なのか、、、 同社の拘りはパンパではありません。 下記に詳しき拘りや詳細を御説明しておりますので、 是非合わせてご覧頂ければと思います。   http://dittos.seesaa.net/article/458692004.html 【 至高のシャツ地フェア① 】     是非店頭にお越し頂きたいところでは御座いますが、 ご遠方の方々含め ご来店される事が難しい御方もいらっしゃる事と思われます。 当店シャツの型紙ホルダーである顧客様方であれば、BLOG写真で生地をお選び頂き リモートでのオーダーも承れますので、是非お気軽にお声掛け頂けましたら幸いです。   今週は凄い写真の量です! お腹一杯になる事でしょう(笑)。 ゆっくり、そしてじっくりと吟味されて頂ければと思います。               【 LISCIO 】 100%:COTTON   これからの季節には欠かせぬシリーズであり、リシオとは 所謂ボイル地のシリーズとなります。 同社仕入れの極上な原綿による細い糸に対し、 通常より多く撚った強撚糸を用いて平織で仕上げられた織地となります。       とにかく薄く、軽く、そして強撚糸による弾力性が 独特のフワッとした着心地を体感させてくれます。 もうこれ以上涼しいシャツ地はありません! その最高に気持ちの良い着心地は、正に快適でありつつ 軽過ぎて着ている事さえ感じさせません。   ボイルもやはりRIVAクオリティーで、、、。 美しき発色の良さは勿論、滑らかな肌触りでサラッとしており、 強撚糸によるハリ感から汗ばんだ肌にもベタ付く事はありません。   ご体感者であればある程、その魅力に引き込まれ 次の色柄を欲してしまいます。 私自身も今回追加する予定です!       メリットでありつつ、デメリットととも成り得る諸刃の剣、 かなり薄地が故に白無地などは透けます。 ウエストコートやジャケット等の上着、もしくは下着(そもそもシャツが下着ですが) での着用があれば問題ありませんが、夏を加味すれば それらは厳しくなりますね。 なので、懸念される場合は有色や柄物を選ばれて下さい。         リシオのシリーズだけで20種御座います! シーズン的にも それだけ一押しなシリーズであるという事です。 (この写真はLISIOだけであり、色柄確認にもお役立て下さいませ。)             同じデザイン、色違いとなります。 左より ① ② ③ ④ と致します。   ①はUP写真でご覧頂いた色となります。茶のストライプが効いており、 SOLAROのスーツにも凄く合いそうですね。 ②や③もイタリアらしく美しく鮮やかな発色です。 ④はグレーベースとなります。     ② ③ ④ 有りそうで見つけるのが困難なグレーベース、これも格好良いですね。         ⑤ ⑥ ⑦ 2色のオルタネートストライプ、同じデザイン、色違いとなります。 線も細く密度もありますし、先のデザインより上品でシックな感じとなります。       ⑤ ⑥ ⑦ 配色、同系色、良さの違う縞柄ですが、皆様であればどれがお好きでしょうか。           ⑧ ⑨ ⑩ リシオとしては初お目見え、格子柄となります。 盛夏にノータイで釦ダウンカラーなどのスポーティーなシャツは如何でしょうか。 これも良いですね!       ⑧ ⑨ ⑩ コットンやリネンのスーツやトラウザースを合わせたくなってしまいますね。         ⑪ ⑫ ⑬ ⑭ ⑪は以前 私も仕立てた生地であり、イタリアの風を感じるべく選ばせて頂いた生地です。 かなり気に入っており、既に今年も大活躍中です! ⑬のカナリアイエロ―、これも『らしさ』があって惹かれますね。       上 ⑬ ⑭  下 ⑪ ⑫ ⑫と⑭のブルー系は使いやすく間違い無き御選択です。         ⑮ ⑯ ⑰ ⑮はベーシックな白無地となります。 これは透け注意となります。 ⑯と⑰はかなり細かい小格子柄となります。 遠目には無地ですね。       ⑯ ⑰ ⑰はタイを締めても外しても様になる鉄板です。                 【 LICIO OPERATO 】 100%:COTTON   これもリシオのシリーズながら、ドビー織機により 織りで柄を出しているシリーズです。 素材や糸の特徴はリシオそのままに、近くで見ると立体味のある独特な表情を奏でます。     これも相当綺麗で品がありますね、、、。 良く見ると、バスケット状っぽい織りが表現されています。           ⑱ ⑲ ⑳ ⑱は上記UP写真の生地となります。 写真では白にも見えますが、ほんのりとブルー味漂うアイスブルーです。         ⑲ ⑳ 淡い色出し、立体感と光沢感に溢れるドビーシリーズ、こんな大人の生地も選んでみたい。               【 SUPER RIVA 】 100%:COTTON   同社の生地は全てが独特、独自であり至高レベルの品質です。 その中で一番のベストセラーとなるのが こちらのスーパーリーバです。 先のリシオ(平織)と違い、こちらは綾織(ツイル)となります。 より光沢感が際立ち、美しきドレープを生み出します。         これらスーパーリーバのシリーズは、 経糸と緯糸の色を変えて織り上げる交織も大いなる特徴となります。 ほんのりと色味感じる右側の表側に対し、左のペールグリーンが裏側となります。   緯糸に有色糸、経糸に白糸で織り上げられています。 綾織りは表側に経糸が多く露出する事になりますので、 緯糸の色を白で抑え この淡い控えめなトーンを描き出しているのです。       もう兎に角ツルツルです! 妖艶な光沢感もパンパではありません。 これ、触ったら口角上がってしまうヤツです(笑)。 これは確かに凄いです、、、、。             ㉑ ㉒ ㉓ ㉔ ㉕ ㉖ ㉑ ペールグリーンがUP写真の生地です。 これも欲しくてたまりません! ㉒ これはエクリュといますか、所謂クリーム色です。 このほんのりとした色付き加減が最高であり、とても優しく上品です。   ㉓ これは白となりますので、唯一交織では無いという事になりますね。 白無地シャツで一番の光沢感と肌触りをもつシャツ生地と言えましょう。       ㉑ ㉒ ㉓ ㉔ ㉕ 並べると色味の違いが分かりますが、単体だと淡過ぎて㉒など白に見えてしまうでしょう。       ㉓ ㉔ ㉕ ㉖ ㉓の白を基準に、淡いブルーの2色、そして可憐な桜色なります。   スーパーリーバ、一度お試しに成られてみて下さい!             【 LINO ARSENAL 】 58%:LINEN 42%:COTTON   清涼感溢れるリネンが主体となる涼しき生地種となります。 リネンが約6割と主体であり、独特の節が見るからに涼しげなスラブ糸使いの生地となります。       発色が綺麗で鮮やかなブルー系ながら、 ややグリーンが微妙に混じり合った絶妙な色出しです。 パリっとしたリネンらしさ、皺が味ながらも コットンがブレンドされているので ALL LINENまで砕けた感じにはならない所が魅力です。   これは写真での色出しが難しい、、、、。       ㉗ ㉘ ㉙ ブルー系、ホワイト、ピンクの3色が揃います。 これらリネン混もこれからの季節には欠かせぬ存在ですね。 ON/OFF どちらでも様になる 使いやすく涼しい生地で御座います。                 【 LINEN OXFORD 】 63%:LINEN 37%:COTTON   こちらは上記に同じくリネン混ながら、若干リネンの混率が高くなっております。 経糸・緯糸それぞれ2本ずつ引き揃え 平織にしたOXFORDはスポーティーな釦ダウンシャツで良く使われますね。     糸が太くなりますのでボリューム感もあり、ザラッとした独特の織地からなる表情が特徴です。 通気性も良く、汗も良く吸ってくれます。 ガンガン洗濯してもタフですから心配なしですね。             ㉚ ㉛ スカイブルー、そしてホワイトの2色。 これはノータイが似合いますね! デニムにも抜群の相性です。   OXFORDは皆様も少なからずワードローブに入っているともいますが、 それがリネン混で かつCARLO RIVA であるならば、、、 暑き夏の休日さえ楽しみに成ってしまいますね。                     【 POPELINE 】 100%:COTTON ( ABOUT 170/2 )   シャツ地の王道ポプリン、 これを抜きにしてシャツ地は欠かせぬ程にベーシックな生地で御座います。 経糸・緯糸共に双子使いからなる平織のプレーンなこの生地は、 多くの場合 その使われている糸の番手により品質ステージが区別されています。   数字が大きければ大きい程に その糸は細く、生地はシルキーなタッチになります。 ただ、同社の場合 約170番手というのは勿論高番手ながら、 数字だけで見ればもっと細い糸は御座います。   何故この番手なのか、そして何故CARLO RIVAクオリティーが特別なのか。 冒頭のリンクページをご覧頂ければ 糸の番手だけで高品質かどうかを定められる訳では無い事が良く分かります。   RIVAクオリティーからなる究極にベーシックなポプリンを是非ご堪能頂ければと思います。       クラシックなグラフチェック柄、糸が細く綺麗なので グラフの線も繊細かつ美しく表現されていますね。 肌触り、着心地は勿論最高です。 高番手であろうと170番手、私は家庭用洗濯機で普通に洗濯しています。 全く問題ありません。   これがポプリン!?  次元の違う着心地です、、、。           ㉜ ㉝ ㉞ ㉟ ㊱ ㊲  計6色御座います。   ㉜が上記UP写真のグラフチェック、㉝がホワイトです。 究極の白無地ポプリンシャツです。         ㉜ ㉝ ㉞ 格子も小さく線も細いグラフチェックは遠目には溶け込みアイスブルーに見えるでしょう。 CARLO RIVAのポプリンが使われた某イタリア製の高級既製品シャツは なんと7万円レベルで売買されています!! 既製品ですよ、、、、。   誂えであれば御自身のお身体に寄り添うONLY ONEの型紙を使用します。 袖丈やネックサイズだけでは無く、肩傾斜や非対称、身体の厚みや姿勢まで加味された 最高にFITするサイジングをお約束しつつ、デザインやディテールもお好み次第。 設計に対するポイントは機能性をかなり意識しております。   国内トップレベルの縫製工場さんで丁寧に仕立てられたそのシャツは、 衿やカフスが擦り切れても取り換え交換が効きます。 BODYはまだまだ元気でも、既製品ではサヨナラしなければ成りません。   超高級なシャツだとしても、既製品と誂えでは抗えぬ大きな差があります。 折角のRIVAクオリティーです、限界まで、生地の寿命全うまで お付き合い頂きたく思っております。   なんだか当店シャツがとてもお安く感じてきました、、、、。           ㉝ ㉞ ㉟ ㉝が白です。ブルーとレッドのそれぞれクラシックなヘアラインストライプです。 これも遠目には溶け込みますから無地のシャツに見える事でしょう。         ㉟ ㊱ ㊲ ㊱がヘアラインです。 その隣2色は鉄板なクラシックストライプであり、 模範解答の様なブルー系2色で御座います。 普遍的で どこでもありそうなベーシックなもの程、 究極のレベルで自己満足を満喫されてみては如何でしょうか。   これで 今回のカルロリーバ:37種 全てとなります。             ・・・・・皆様、お疲れ様で御座いました。 フェアは、7月6日(月)までとなります。   かなりありましたが、皆様のお眼鏡に叶う生地は御座いましたでしょうか。   是非店頭にて直にご確認されてみて下さい。 CARLO RIVAだけでは無く、あと2社分の素晴らしい生地が揃います。     残念ながらご来店が難しい顧客様方におかれましては、 じっくりと写真より吟味の上 お気軽にお問い合せ頂けましたら幸いです。     では、来週も是非ご覧頂けます様 お願い申し上げます。   皆様お越しを心よりお待ちしております。 どうも有難う御座いました。              

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