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2024/03

Bespoke Tailor Dittos.
  • 【 2024 S/S:SHIRTING 】

    2024.03.26 Bespoke Tailor Dittos. 生地に付いて

    【 2024 S/S:SHIRTING 】

          涼し気なシャーベットカラーによるシャンブレーのシャツです。 発色も美しくて清々しくもあり、 これからの季節は特に活躍の場が広がる事と思います。           昨年末の折 英国の老舗シャツ地メーカーである acorn fabrics より、 敢えて英国の匂いがプンプンするような SHIRTING を仕入れ 英国生地を熱望下さる方々にご注文を頂きました。   お陰様により早々に完売となり、お仕立て上がったシャツ達は 既に皆様のもとへ御納品されております。 どのシャツも本当に素敵でした!   極一部では御座いますが、是非皆様にもお仕立て上がりをご覧下さいませ。   http://dittos.seesaa.net/article/501795692.html 【 acorn fabrics 】             正に英国的なセンスによる色、そして配色が大変そそられます。 格子柄は綾織り地を微起毛させたブラッシュドコットンです。   カントリースタイルには欠かせぬシャツでもあり、 これらがいつでも気兼ねなくご注文頂けるようになって欲しいですね。             同じくブラッシュドコットンのメランジ・アイボリーです。 優しくて独特な表情を生み出しています。             クレリックスタイルでのフレンチカフス。 これぞ英国的エレガントなドレスシャツです。 左はニヒルなライトグレーによる END ON END (刷毛目)は通好みなセレクト、私も大好きです。               プリンス・オブ・ウェールズチェックも是非ワードローブに 入れておきたいクラシックなシャツですよね。     また ACORN祭り は開催したいと思っております!!     では、今週は今期春夏用のシーズンファブリックが揃いましたので 是非ご紹介させて頂きたいと思います。                           GETZNER (豪) 如何にも爽やかで涼しそうです。           GETZNER (豪) ペールトーンな3色、キャバルリーツイルの様に立体的な綾畝模様。             GETZNER (豪) 交織された糸でジャカード織による花柄。 アイスブルーが魅力的で こんな生地を使って オープンカラーシャツを仕立てたくなります。             GETZNER (豪) クラシックなタッターソール調なチェックです。 綾織りで起毛はされておりませんので、基本通年使いのシャツ地となります。 これは手に入れておきたいですね!             GETZNER (豪) 綺麗な格子柄も揃っていますよ。             今季もプリント柄は充実していますね。 お花畑の様です!               TEXTA (伊) おっとビリヤード!? お好きな方はおられますか? 英国では微妙に違うスヌーカーですね。 中学生の頃は随分と楽しんだものです。             TEXTA (伊) まったりと海ガメさん、、、癒されますね。 掠れた感じが幻想的!               TEXTA (伊) サメさんたち、そんなに密々で、、、 コロナ以降 日本でも昭和な通勤ラッシュは随分となくなったのに! 涼しげカラーでありつつ暑苦しくもあり(笑)。             TEXTA (伊) 美しきカラフルなバタフライ! かなり リアルでジャポニカ学習帳を思い出しました。   皆様 ご存じでしたか、慣れ親しんだノートでしたが 2012年より昆虫が表紙を飾る事は無くなりました。 理由に驚きを隠せません、、、、。               GETZNER (豪) では春夏のド定番シリーズもご覧頂きます。 75% COTTON 25% LINEN   コットンにリネンの涼しさ、清涼感を加えたシリーズであり コットンが主体なのでリネン 100%のようなシ ワシワ・クタクタまでにはなりません。   ドレスシャツ地としてご利用頂ける これからのシーズンは欠かせぬシャツ地です。               GETZNER (豪) 同リネン混のシリーズより、配色綺麗なオルタネートストライプ。 これも是非欲しくなりますね!               GETZNER (豪) こちらも同社のリネン混、混率も同じです。 こちらの生地、ツブツブ、粒々、、、 スーチングのピンヘッドの様でもあります! こういった織柄は起伏感もあり、 余計に涼しく表情もあって魅力的なシャツになるのです。             SOKTAS (土) トルコのソクタス、リネンが少し多めです。   65% COTTON 35% LINEN   淡い色合い、春夏らしくて素敵です。 正にシャーベットカラー、、、冷たそうで美味しそう。               Thomas Mason (伊) 100% LINEN ですが、これは同社JOURNEYのシリーズより展開されています。 皴が魅力的なリネン、皴を抑制する加工 一見 盾と矛な状態ですが、シワシワに成り過ぎない、洗い上がりもケアが楽! というリネン地のシャツとなりますので、 ご自身でアイロンをかける方々には嬉しいシリーズでもあるのですね。               ALBINI (伊) リネン100%のシリーズはアルビニより多色展開されています。 こちらは無加工であり、リネンの魅力いっぱいにお楽しみ下さい。               SOMELOS (葡) リネン 100%のシリーズは格子柄もしっかり御座います。                 TEXTA (伊) 100% リネンのシリーズは 格子だけではなく、プリントシリーズもラインナップされておりますので こちらは特にお気楽なオープンカラーなどがお勧めです。                 SOMELOS (葡) その他 通年シリーズの今期新作では、スポーツシャツに欠かせない ギンガムチェックの色バリエーションも豊富です。 定番のブルー系は常にありますので、 ブルー以外が普段は少ない分 今がチャンスです!   カーキのギンガムなんて新鮮 かつ使えそうですね。 格子柄のサイズに拘り下さいませ。               SOKTAS (土) これは超クラシックなシリーズですが、私の好きなヘアラインストライプ! バンチにラインナップされていない時もあるので、、、 これも刷毛目に負けずお勧めな定番クラシックシャツ地です。               SOKTAS (土) 刷毛目が話題にでたと思いきや、突然 ペールグリーンの 刷毛目(END ON END)が入っていました。 これも爽やかで綺麗ですね、、、ギャッツビーの様に 美しきシャツのワードローブを構築するには欠かせません。                   ・・・・・以上となります。 毎回いうセリフは同じなのですが、 無地やストライプなどのド定番クラシックシリーズは 常に豊富なコレクションよりお選び頂けます。   ご紹介のネタは春夏シーズンらしい今期の新柄を主体に ご紹介させてもらいました。     新型であり、復活でもある オープンカラーのスポーツシャツも受注スタートです! 近々サンプルも上がりますので、改めてデビューのご紹介もさせて頂きたいと思います。     では、季節の変わり目で着るもの選びに困る天候が続きますが 皆様どうかご自愛くださいませ。   今週もお付き合い頂きまして、誠に有難う御座いました。                    

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  • 【 2024 SS / お勧めスーチング 】

    2024.03.12 Bespoke Tailor Dittos. 生地に付いて

    【 2024 SS / お勧めスーチング 】

            先週の夜には東京でも雪が降りましたね。 3月も中旬に差し掛かりますが、季節の変わり目ですから天候も安定しない時期です。   そんな時期ではありますが、 洋服業界はいよいよ本格的に春夏商戦へと準備が整って参ります。 街中のディスプレーも随分と軽快で華やかな色味が増えて参りました。                 FOX:ダグラス社長のインスタより拝借です。 いつも素敵な投稿ばかりで 特にご自身自らモデルとなり FOXの服地を纏う様は説得力が高いですよね。   FOX JORNEY 春夏地での魅力的なシリーズです。 配色が素敵で大き目なウインドーペーン柄にとてもそそられます。         当店でも買い付けた生地が届いておりますので、 今週はその中よりお勧めの出物生地を3種ご紹介させて頂きたいと思います。 全て特別価格で数量限定の仕入れとなります!               FOX BROTHERS &CO FOX JORNEY   100% WOOL ABOUT 300g     とても通気性に優れた平織地であり、所謂フレスコのシリーズとなります。 フレスコとは本来 MARTIN&SONS の商標でもあります。   フレスコ ≒ ポーラ という類の生地ですが、かなり強く撚った糸 (強燃糸)を撚り合わせ、やや存在感のあるその糸で平織地にした生地です。 気孔がふんだんに空いているので大変通気性の良い織地である事が特徴です。   糸の存在感もあり、ツルっとしたトロピカルと比べ ザラッとしてジャリジャリした感じになります。 300g級であり ウエイトはさほど軽い訳でもない分 耐久性にも優れ、皴に強く、復元力も高い春夏の代表的な生地の一つです。 スーツとして、もしくは上下オッドアイテムにもご利用いただけます。   生地自体はそんなに薄くない分 通気性が優れているので夏でもご利用頂けますし、 生地が薄く成れば耐久性も下がりますので そういう意味ではヘタらない生地としてタフにご利用頂けます。   ご出張やご旅行にもお勧めであり、だからこそ 『 JOURNEY 』 なのですね。               ご覧の様に絶妙な色味、くすんだグリーン系ですね。 ダークオリーブ、ドラブ 辺りの色味であり、 そこにシャキッと清涼感のあるネイビーのウインドーペーン柄を加えます。   英国地らしい本当に素敵な色、、、 素朴でとても爽やかでありつつ 落ち着きもあって英国地らしい あか抜けない感じがまた旨い具合に表現されています。 これがイタリア製だともっと鮮やかで別の価値観になりますよね。           このウインドーペーン柄、やや大きめです! 存在感と迫力もありますが、枠色がベースとそこまで 配色コントラストが強くないので良い感じに調和しています。 この大きさこそダグラス社長の狙いがあるのでしょう。             色目はさておき、実際に着用すると 格子サイズはこの位のバランスになるでしょう。 こんなお洒落なおじ様が歩かれていたら 付いて行ってしまいそうです(笑)。             スーツで持っていれば崩して単品使いも出来ますし、 そもそもオッドコート(ジャケット)としても勿論お勧めで御座います。               ツブツブした気孔が見えますね、これだけ通気性があれば放熱効果も高いのです。 ザラッとした肌触りなので表情はマットで素朴、落ち着いた感じが魅力です。   暑ければ脱げば良いですし、皴に強いですからバサッとバッグに入れても大丈夫! アンコン仕立てにすれば更に生地の特性も活きそうです!     フレスコは春夏系スーチングでネイビーやグレーのソリッド、 もしくは控えめなストライプなどは見慣れています。 ですが、こういったスポーツ系でもフレスコの特性が活きるのですから ソコをついてくる辺りがまたダグラス社長のセンスですね。     これは普通に欲しい、、、絶対に重宝するでしょう!   という事で次に参ります。                   ライトウエイトなスーツをお召しな英国王、 ネイビーも明るめでキングが着れば正にロイヤルブルーですね。 春夏の強い日差しを避ける為にもダークスーツはお休みです。   計算され、完成されたキングのスタイルは学ぶ事多しで御座います。             2014年 コロンビア大統領と。 ネイビーでの色味の違い、印象の違いが良く分かりますね。                   SMITH WOOLENS GILT EDGE   100% WOOL ABOUT 250g   ネームが新しくなっています。 この配色はかなりH.Lesserに似ていますね。                 1921年 ロンドンで創業されたマーチャントです。 あの SOLARO の商標を持つ事でも有名なメーカーであり、 オリジナルソラーロと言えば同社製となります。   S.ウーレンズの生地は世界各国のTAILORだけではなく、 ラルフローレンやホールスミスなどのデザイナーを始め、 エルメスやYSL、グッチなどの様々なメゾンにも使われているだけではなく、 007やハリーポッターなどの映画衣装にも幅広く使われているそうです。           手持ちの生地ネームですが、最新が一番左側。 ネームを見るだけでも織機の技術的発展が垣間見れますが、やはり昔の方が魅力的!   今では SMITH WOOLENS ですが、昔は SMITH &Co でした。 昔のネームはロールで織られてそのまま、都度切り離して使います。 今のネームはご丁寧に一つ一つカットされ、裁ち切部は既に折られていて 直ぐに付けられるよう二次加工されています。   なんか象徴であるライオンさんが随分と抽象的に、シンプルになってきましたね!               典型的な ウールトロピカル 、春夏系スーチングの顔です。 こちらも強撚糸を使った平織地ですが、糸も細く、 ツルっとしてサラッとしているのが特徴です。 生地が薄い分、分かりやすく涼しい、、、強撚糸が皴を抑えると共に、 ややハリコシが生まれるので汗ばむ肌身にもサラッとして爽やかに着て頂けます。   盛夏を含む春夏地では一番代表的なスーチングでもあり、マストでもあります。 特徴が酷似するフレスコですが、これの織り糸がもっと太くて ザックリとさせたのがフレスコです。                   凄く綺麗な顔立ち、肌艶良く色気もありますね。 盛夏となれば何を着ても暑い訳ですが、 こんな素敵なスーツを纏い 涼しい顔してやせ我慢して下さい!     では次のご紹介がラストとなります。                       1936年 ボギーの着こなす上品なグレナカートチェック。 上衿のエッジも綺麗に横地が通され、仕立て良き誂えスーツですね。   打合いも深く、Vゾーンはとても狭め! 上襟のFITTINGに対する価値観も影響していますね。             1940年 C.グラント氏はシングル 3釦のピークドラペルでグレナカートチェック。 40年撮影という事は、このスーツは30年代製となりますが 既に40年代的な特徴が見受けられます。 兎に角エレガントで明るめなスーチングが故、ダークなタイがとても効いています。   また、ボギーと比べれば 上襟のFITTINGに対する価値観の違いも見てとれます。 英国的と言えば この感じが多いとも言えるでしょう。         では最後に名門より入手した極上な グレナカートチェック をご覧下さい。           H.Lesser & Sons = SUPER 150‘s =   8ozs-240g         私の信頼する大好きな名門H.Lesserより、極上のシリーズを入手しました。   現在はHARRISONS傘下でひっそりとし、大きく動くことはありません。 ジェームズ社長がリスペクトしているからこそ、愛情もって傘下に収められたのです。 そんな名門ですが実は静かに廃版も増えてきています、、、。     この名門H.Lesserですが、実は日本では展開されていないシリーズ(バンチ)があります。 その名はシンプルに 【 SUPER 150‘s】との名を冠した分かりやすいバンチが存在します。   このシリーズは古くは無いでしょう。 一時期の高番手競争はほとぼりも冷め 実用品ではない超高番手の生地は単なる贅沢品です。   私個人ではSUPER 100~120で十分であり、むしろ実用ベースでみれば理想だと思います。 強いてMAXな許容範囲で150までですね。 既にコットンで言えば 超長綿 の域に達していますよ!           ミミには TWO FOLD とあります。 全てではありませんが、イタリアの生地は薄くて軽くてソフト、、、 緯糸に単糸を使ったりします。   その点 英国地は経糸 緯糸共に双糸を使うのが基本です。 だからこそクセ取りも効き、型崩れせずTAILORED向きなのです。   勿論H.Lesserも双糸使いはマストであり、 その中でも厳選された原毛から贅沢に織られている事でしょう。 触ってみて下さい、、、ため息が出る程に説得力があります。     ≪ FOR THE DISCERNING MAN ≫ http://dittos.seesaa.net/article/499684657.html   ヘンリー・レッサー氏の想いは引き継がれているのでしょう。             控えめに表現されたグレナカートチェック、 ブルーのオーバーペーンが重ねられています。   クラシックでベーシックなスーチングですから格子サイズも控えめであり、 シャドウチェックの様にひっそりとしています。 原毛が細いので 柄出しはより密で鮮明、繊細に表現されます。 こういう生地柄こそ 質の違いが出るのです。   爽やかなブルーのペーンが効いていますが 線は細いので これもあまり目立ちません。 何事も控えめで奥ゆかしいグレナカートチェックとなります。               正に別格、別嬪さんです。 この細かく綺麗に表現されたグレナカートチェックをご覧下さい。 もう言葉でのご説明は不必要でしょう。             綾織りの 240g ですから盛夏を含めた春夏地であり、 冬は頑張って頂き オールシーズン用というべきでしょうか。   高貴なオーラを感じます。   グレナカートチェック、別名 プリンス・オブ・ウェールズ チェック。               ブルーのオーバーペーンも同じく、かなり似ている生地ですね。 国王と共に、やはり品のあるグレナカートチェックです。                                   以上で御座います、如何でしたでしょうか。 生地値も高騰する中、特別な価格で仕入れる事の出来たかなりお得で優秀な逸材ばかりです。 数量も限られておりますので、気になったお方は是非とも現物へ会いにいらして下さいませ。   特に HOUSE STYLE ORDER であれば、今月20日受注分までキャンペーン中で御座います。     好きで仕入れた生地であり 自分も欲しいと思った生地でもありますので、 嫁がれたら それはそれで寂しいのですが、、、 皆様の良き相棒になって頂ける事を願い 心よりのお勧めを申し上げます。   では皆様とお会い出来る日を楽しみにお待ち申し上げております。                 ・・・・・恐縮ながら 来週のBLOG更新はお休みとさせて頂きます。 次回は 3月26日(火)を予定しております。   どうか引き続き宜しくお願い申し上げます。          

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