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Bespoke Tailor Dittos.

【 M様の御注文:秋冬用 H.Lesser 】

2022.06.21お客様のご注文

 

 

沖縄は昨年より13日も早く梅雨明けとなりました。

今年は全国的に梅雨が短いかも知れませんね。

 

6月にも関わらず、一部では早くも気温30度越えしている所もあり

暑い夏は近付いてきているようです。

 

 

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顧客様方の多大なる御好意により、

今年も【 至高のシャツ地フェア 】が御好評のもとで閉幕となりました。

化け物レベルの生地も含め、皆様方より頂戴致しました沢山の至高レベルのシャツ地達は

最高の調理を持って至高のシャツへとお仕立てさせて頂きます。

お仕立て上がりまで暫しお時間を頂戴致しますが、

どうかご期待の上 楽しみにお待ち頂けましたら幸いで御座います。

 

 

 

 

 

 

 

さて、先週は 名門H.Lesserの素晴らしい春夏生地をお選び頂きました

極上のスーツを御紹介させて頂きました。

今週は 同じくH.Lesserでの秋冬地をお選び頂きました

やはり極上のスーツを御紹介させて頂きます。

 

 

 

 

 

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大変な御贔屓を頂戴しておりますM様のスーツなのですが、

仮縫いまでの御紹介でとまっておりまして、、、

はれてお仕立て上がりをこの度 御紹介させて頂ければと思います。

 

http://dittos.seesaa.net/article/483501639.html

【 M様の仮縫い:DARK NAVY 】

 

 

 

 

 

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何の変哲もないベーシックで当たり前過ぎるダークスーツ地です。

先週の様に春夏用ではトーンを明るめにした色味は良く映える訳ですが、

秋冬地としてのネイビーは濃ければ濃い程にドレッシーとなります。

 

H.Lesser & Sons

100% WOOL   405g

 

普通のウーステッドです。

ですが、その普通というレベルが

名門H.Lesserではステージの差を思い知らされます。

 

写真では伝わりませんが、目の前にし、

触れば その極上さが皆様にも必ずやご納得頂ける事でしょう。

 

究極にシンプルでベーシック、飾り気なき当たり前のダークスーツ地。

こんな無地の生地こそ 質の違いが滲みでるものです。

この生地は特にG.BALEという訳ではありませんが、だからこそ驚かされるのです。

 

 

実用的で当たり前な物こそ質に拘って、

長きに渡り愛用される・出来るものをお選び下さいませ。

 

 

 

 

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2ND 仮縫いであり、ここまでは上記リンクで御紹介済みで御座いました。

次よりお仕立て上がり・最終FITTINGで御座います。

 

 

 

 

 

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いつも通りのサイズ感、いつも通りのディテール。

飾らず、目立たず、ベーシックでクラシックだからこそ、

より生地の良さを味わって頂けます。

 

今回は敢えて秋冬地というポジションで御選択頂きました。

このポジションであり、ウエイトであるからこそ

着用されている安心感や満足感、そして迫力、存在感というものが

M様におかれましてもご納得頂けるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

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ピンクのシャツにボルドーのタイが素敵ですが、

限定品のブレイシーズは以前にお求め頂きました

『 JAPANESE GEISHA 』で御座いますね!

御愛用 誠に有難う御座います。

コーデにも凄くマッチしますし、

紳士服の遊び心はこんな所で自己満に浸る位で丁度良いのです。

 

http://dittos.seesaa.net/article/454697806.html

【 ALBERT THURSTON 】

 

 

 

 

 

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ウエストコートを着用されたら全く見えませんよね。

M様の様に 内に秘めた遊びの余裕を持たれる紳士でありたいです。

 

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まさしくエレガント、この一言につきます。

紳士の着るべきスーツというのは額でもあり、

主役は中に飾られている絵画であり、写真です。

主役の中身を引き立てるシンプルでベーシックな額装こそ

ダークスーツたるポジションです。

 

 

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本当に目立たず控えめ、普通なのですが

逆にここまで精度高くお身体に合ったスーツなどは探しても売っていません。

 

極上の着心地を味わえるのは 食材選びと、

それを調理する腕(技術)となります。

誂え服を着る意味、それは何よりも、誰よりも

クライアント様方が一番御理解されているという事で御座います。

 

 

もはや私の安っぽい言葉は不必要です。

 

 

 

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この写真では服が生き生きとして

既にM様の洋服へとなり始めているのが分かります。

同時に、着用された着皺より この生地の持つ柔軟性と粘り、

しっとりとした肌触り、原毛の良さからくる

ナチュラルな光沢感による光の陰影、、、

この生地のポテンシャルが滲み出ております。

 

 

改めて 秋冬地のウエイトならではの安心感と安定感、

そして迫力と存在感。

仕立て映えのする打ち込み良き最高の生地でした。

縫っていても気持ちが良い生地は、

仕立て映えと共に 着心地だって最高に決まっております。

 

 

M様、この度も素敵な御注文を誠に有難う御座いました。

今年も寒くなれば是非ご堪能頂けましたら幸いです。

 

 

 

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今月よりデビューさせて頂きました BUSH JACKET ですが

沢山の方々にお試し頂き、とても御好評を頂戴しております。

 

こんなにも嬉しく、有難い事はありません。

普段の仕事は誂えであり、受注生産です。

 

ですが これは既製服ですから産みの苦しみはありましたが、

デビューしてしまえばご購入頂き そのままお持ち帰り頂きます。

 

「 サイズはこれで! で、いつ出来るの? 」

『 えっと、本日お持ち帰り頂けます! 』

 

こんな会話も実際に御座いましたが、

そこが当店としては不自然となるので、顧客様方も不思議な感じとの事です(笑)。

 

そんな既製服としてのBUSH JACKETですが、ほんの少しだけ御紹介させて頂きます。

 

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是非 皆様もお気軽に御試着へとお越し下さいませ。

自慢の我が子で御座います!

 

本格的な夏を前に、是非皆様のお越しを心よりお待ちしております。

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・英国:アダムレイ社より遅延のご連絡が入りました。

当店別注のスカーフですが、店頭デビューは今月末ごろとなりそうです。

上手くいけば来週のBLOGで御紹介出来るかもしれません。

 

お待ち下さっておられる方々には大変恐縮ながら、もう少しだけお待ち頂けます様

宜しくお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
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