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生地に付いて

Bespoke Tailor Dittos.
  • 【 2024AW:Other recommended fabrics 】

    2024.09.17 Bespoke Tailor Dittos. 生地に付いて

    【 2024AW:Other recommended fabrics 】

          皆様 こんにちは。 三連休は如何お過ごしになられましたでしょうか。 今年も残暑が長くて、一部でのプールやビアガーデンの営業期間延長、 そして冷やし中華の提供期間さえも延長されているそうですよ。   流石に今月も後半には秋めいてくるとの事ですので、 もう少しだけ踏ん張って参りましょう!               ネイビーのクラシックな三つ揃いを着こなす G.クーパー氏。 お身体に合った仕立ての良いスーツ、手入れの行き届いた靴、さりげない胸のチーフ、、、、 ごく普通の着こなしながら、その普通レベルの水準が高いですよね。   当たり前なネービースーツを当たり前に着こなす日々が待ち遠しい。 当たり前で普通、そして普遍的でもあるネイビーの三つ揃いだからこそ ご満足度の高いスーツであってほしい。       前々回のお勧めスーチングでは、ラグジュアリーな生地をご紹介させて頂きました。 今週はまだご紹介しきれていない生地を一気にご紹介させて頂きます。 皆様のお眼鏡にかなう生地が御座いましたら幸いです!                     1921年創業の比較的に若めな高級マーチャント。 ソラーロだけではなく、様々に高き実績を積み上げてきた名門メーカーの一社です。               SMITH WOOLLENS ※ BLUE RIBAND ※ 100% WOOL About 320g     誂えを嗜まれる御方であれば、このブルーリバンドの名を 聞いた事があるのではないでしょうか。   ハリ・コシのある英国地らしさで仕立て映え間違いなし。 3シーズン用のウエイトで織り上げられたシリーズであり、 ブルーリバンドは『 欧州のニュースタンダード 』とも言われているそうです。 高次元にバランス良く整えられたこの名作シリーズで お仕立てされた方々もおられるのではないでしょうか。   しかし、そんな名シリーズでさえ、、、、実は廃版が決まったそうです。   こんな話ばかりで辛くて寂しく、先行きも心配になるばかりですが だからこそ、ド定番範疇のスーチングさえ 特価にて仕入れる事が出来たのですが、皮肉なものですね。         私が選んで買い付けたのは⁉           ネイビーのクラシックなヘリンボーンです。 間違いなきダークスーチングですね、かつブルーリバンドですから!                     ヘリンボーンの織柄は細めであり、よりエレガントになります。 ベースのネイビーは濃すぎず、薄すぎない、正に紺!   ほぼどんなシーンでもご利用頂ける、頼りになる相棒となる事でしょう。   これで また名作が一つ消えてしまいますが、 これは本当に間違いのない生地であり きっとご満足頂ける筈です。 ベーシックなダークスーツをお考えの方がおられましたら、 間違いなくお勧めの逸品となります。         では次のご紹介へ!                 BOWER ROEBUCK 100% CASHMERE ( SPUN CASHMERE ) 290g     これは本当に凄いです、、、ラグジュアリーな極み。 ネームの文字はピンクに近いライトパープルで!   これはもう私の言葉では伝えきれません、、、、 シットリと滑らかでぬめりもあり、艶やかなその様に 自然と口角が上がってしまう至高の生地です。   本来カシミアはデリケートですし 基本的には上物用とされてきましたが、 梳毛で確りと高密度に織り上げられています。 故に スーツが仕立てられるカシミア としてデビューの頃から話題でした。   スパンカシミアは高いです! 当然でもあるのですが、それでも良いものは良いのです。 繊維の宝石たるカシミアの真骨頂を是非味わって下さい。               とてもソフトでしなやか、ドレープは美しく 天女の羽衣の様です。 色目はネイビー範疇、ロイヤルブルーにも近いでしょうか。 やや赤みが加わった色気のあるネイビーで御座います。               スーツでも勿論良いですし お勧めではあるのですが、私ならこの色目も含め ブレザー(メタル釦に拘らず)をお勧め致します! 高貴で上品さが滲み出るカシミアのブレザー、 着心地と肌触りはお仕立てになられた顧客様のみぞ知るところ、、、。   300gを切っていますので 春秋をメインに楽しめ、 冬は寒ければオーバーコートを着てください。 しかし、カシミアの保温力は頗る高いので 十分に暖かくて最高に気持ち良く冬を越せるでしょう。                     次はカントリーフィールドへ皆様をいざないましょう。   【 彩 シェットランドツィード 】 http://dittos.seesaa.net/article/504244658.html       彩鮮やかなシェットランドツィードをご紹介させて頂きましたね。 お陰様でご注文も頂いており、私も大変楽しみです。   そのシェットランドツィードへ新たに加わった新顔を是非ご覧下さいませ。               W.Bill CLASSIC SHETLAND COLLECTION 100% WOOL 390g   カントリー地に特化した W.Bill ですが、 現在はHARRISONSのグループに入り現役で頑張っているマーチャントです。   カントリー系の範疇内で様々に展開していますが、その内の一つがコチラ。 TWEED という類では欠かせぬ シェットランドツィード をまとめたコレクションです。   今期はバンチも新たにリニューアルされました。                   グリーン味を感じる色味は、ツィードらしく かなりミックスされた様々な色味と織り交ざり、独特な中間色を奏でます。               赤、青、緑、黄、、、、本当に多彩で複雑、紅葉した山肌の様でもあり、 保護色の様でもあり、自然の美しさを表現されたツィードですね。 奥行きも感じられ本当に素晴らしい、、、。   トラウザースやインナー含め、もう合わぬ色など無いですね!                             き、きました‼ JINJER COLOR ジンジャー、、、、所謂ショウガ、どことなくオレンジ味も感じられる イエローブラウン、それがジンジャーです。   お好きな方には刺さりますよね! そのジンジャーツィードです。 往年のハリスツイードなどVINTAGE CLOTHINGでは『らしさ』が プンプンと匂うこのジンジャーツィードは人気の的! ジンジャーカラーはある意味独特なポジションと言えるかもしれませんね。               マニア心をもくすぐる色味、ツィードらしい野趣に富んだそのタッチ、 されど暖かくて着心地もソフトに楽しめるのがシェットランドツィード。   綾織りで確りと織られており、長きを共にする相棒として迎えるにはもってこいです!               ≪ 彩鮮やかチーム ≫ に遅れて参入です。 これで色味の対比になれば幸いで御座います。   先のグリーン味の生地、これは下から2番目に。 ジンジャーは上から3番目です。 見ているだけで高揚感が溜まりません!       では、次へ参ります。 以降の生地は全てスーチング(上物限定ではなく、全てのアイテムに有効) となりますので、シェットランドツィードの下物としても是非お勧めで御座います。                         VITALE BARBERIS CANONICO   創業360年を超える超老舗中の老舗、イタリアはカノニコ社で御座います。               FLANNEL 100% WOOL(Super 120‘s) 270g   先ずは王道のグレーフランネル、スーパー120で確りと織り上げられてはいますが ウエイトはフランネルだと軽量級ですね。 だからこそ、秋から冬、寒さの残る春まで引っ張れるフランネルとなります。   勿論 軽くて軽快なフラノのトラウザースは、 ソフトなシェットランドツィードとも相性は抜群です!                     品質は高レベルにも拘らず、比較的にリーズナブルである事は企業努力の賜物です。 もう本当に大きな会社で原毛管理から行っており、 マーチャント経由ではなくミル直である事も大いなる要素となります。               上下でのコーデ、 例えば上着に マニアックなダックブルー!   まぁ、グレーフランネルは何でも調和してくれる懐の深さながら、 より一層に上着の色味を引き立ててくれますね。 ( DUCK BLUE・・・残り僅か /  PURPLE・・・品切れ  )                         COVERT 100% WOOL 440g   あのカバートコートを仕立てるカバートクロスのカノニコバージョン。 何もコート用の生地という訳ではありません!   杢糸を使った独特な霜降り感がそそりますね。 かなり高密度におられ、まるで英国地の様でもあります。 だからこそ買い付けているのですが(笑)。   http://dittos.seesaa.net/article/496512509.html 【 THE SECOND COVERTCOAT 】   ハリ・コシ強く、皴にもなり辛い、当然仕立て映え致します。 このグレー地でタフなトラウザースを仕立てるのです!               シェットランドツィードのGOLDを上着に、 下物はタフで安心感高きカバートクロス、グレー地なので様々な上着と共に楽しめます。   いや 本当に上着の色が映えますね!   下物がこの位パンチがあると、レザー系のジャケットやブルゾンでも負けません。 クリケットやフェアアイルなどのセーター類にも合いますよ。                   F.アステア氏だってツィードにグレーのフランネル! グレーの ODD TROUSERS は鉄板過ぎて、 「トーン違いで3色持て」と言われるくらいです。   素敵ですね、、、氏のようにスェードの靴も履きたくなります。                       最後のご紹介です。 こちらの生地は 先に同じく COVERT のシリーズであり、色違いとなります。 が、杢糸使いではないので キリっとツイルの綾目が引き立ちます。   ベージュ、、、カーキ、、、日本語だと『枯草色』、これが英訳でカーキに該当します。               これも合わせやすくて何にでも合いますよね! クリアカットされ、キリっとしたツイル目は艶やかでもあり、 陰影により色味の奥行きを感じさせてくれます。   これも ODD TROUSERS としてはかなりお勧めながら、 勿論カバートコートをお仕立てされるのは先方意図通りでもあるのです。                   上着には 今回ご紹介の W.Billより グリーン味のシェットランドツィード、カーキが合わぬわけがありません!   汚れも目立ち難く、サープラスな色ですね。                       ・・・・・以上となります。 如何でしたでしょうか、今回はダークスーツから スポーツジャケットまで幅広くご紹介させて頂きました。   この秋冬への仕込みに少しでもお役に立ちましたら幸いです。   ON / OFF 問わず、秋冬というだけで何だか盛り上がり、ワクワクして参ります。 早くツィードも着たいですし、、、、。       沢山の個性や魅力に溢れる生地たちと共に 皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。 今週も最後までお付き合い頂きまして、誠に有難う御座いました。             ・・・・・来週の BLOG更新 はお休みとさせて頂きます。 次回は 9月30日(火) を予定しておりますので、どうか引き続き 宜しくお願い申し上げます。          

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  • 【 2024 AW:お勧めスーチング 】

    2024.09.03 Bespoke Tailor Dittos. 生地に付いて

    【 2024 AW:お勧めスーチング 】

              典型的な2枚目のスターである ケーリー・グランド氏。 この名は 1931年に芸名を変える事になった折、クラーク・ゲーブル氏と ゲーリー・クーパー氏にあやかって C と G をもらい Cary Grant と名付けられたそうですよ!   エレガントなダークスーツは 3釦のピークドラペルによる三つ揃い。 端正で品もあり、スーツが本当に似合う英国出身の俳優ですね。 氏が格好良いのはプロでもあり ある意味では納得処かもしれません。 スターたるオーラを纏い、隙の無い着こなしと共に魅力が滲み出ております。     ですが、スターでは無くともスーツとは男性を一番魅力的で 格好良く見せてくれる装いでもあるのです。             1933年 ロンドン。 列車に乗り込もうとする紳士は 2釦ピークドラペルの三つ揃い、 ボーラーハットがとてもお似合いです。 ビジネスにおける日常着として着込まれたスーツには皴が刻まれ、 身体に馴染んだその様は なんとも味わい深き魅力を放ちます。   昨今の目で見れば ゆったりとしたシルエットのトラウザースですが、 優雅で大人の落ち着きをも感じさせてくれます。 30年代だからと言って目立つほどに誇張された太いシルエットのトラウザースは 徒花的な存在でもあり、TAILORで誂えられるクラシックなスーツは それほど誇張されたものは実際には多くありません。   『く』の字を感じさせる袖のカットは肘幅もしっかりと動きやすく機能的で男性的、 当時のカットを感じずにはいられません。   これが 正に当時での CLASSIC であり、現代にも通じる本質的なスーツでもあります。   足す事も 引く事も不必要なほどに ある意味では完成されたカッティングのスーツではあります。 しかし時代の変化や多様性は有れど、今では形だけスーツを真似た簡易な服が かなり増えすぎではありますが、紳士が着るべき、選ぶべきスーツは昔から変わりません。 それを感じ取られた方々が吊るしから昔の様に誂えへと断ち返っているのかも知れませんね。           いよいよ9月です。 暑すぎた夏、、、テーラードを嗜まれる方におかれましては早く着たいですよね。   今週は今期仕入れ分の生地より クラシックでエレガントでありつつ、 方向性は違う魅力を備えたエリートスーチングをご紹介させて頂きます。                       HENRY LESSER & SONS     当BLOGでは幾度となく登場しておりますね。 マーチャントの中で私が最も信頼し、頼りにしている老舗のメーカーであり BLOG読者の方々でしたら説明は不要でしょう。               もうこの大きなサイズのバンチもかなり貴重です。 バンチサイズ(生地見本)が小さければコスト削減にはなりますが、 顧客の方々におかれましてはマイナスであり、 やはり迫力不足ではありますよね。   http://dittos.seesaa.net/article/499684657.html   ≪ FOR THE DISCERNING MAN ≫ 同社を語るうえで欠かせぬ名言ですね。 変な飾り気も無く、至ってシンプルでありベーシック、クラシックの極みです。 当たり前な物(生地)を最高品質にて、常にブレず突き進んできたその様は 多くのメーカーが模範とした所からも高い説得力を感じる事が出来ます。   ある意味では面白みは無い、、、 いや、そもそもスーツ地に『 面白みがいるのか?』と聞こえてきそうですね。     そんな同社のコレクションは先細る一方ではありますが、 その中の一つにコチラが御座います。 3シーズンウエイトで 展開された当初を思えば頗る高級な品質です。                     H.Lesser & Sons = WORSTED SUITING WITH CASHMERE =   ABOUT 300g     残念ながら廃版となる品番、 シリーズも含め時間とともに廃版も増えて参ります。 残念ながらそんな折だからこそ縁あって当店へ来ました。 普遍的で極上、クラシックなバンカースーチングを お手頃価格で入手する事が出来た次第です。               縞柄の線の太さ、間隔、どれをとっても典型的で正に見本の様です。 この様なバンカーストライプは他メーカーでも十分に揃いますので、 わざわざ H.Lesserである必要なないとも言えます。 されど H.Lesserを選択する! 分かる人が選べば良い、正に通好みな自己満の極みです。                 こういった生地で誂え、 冒頭で列車に乗り込む紳士の様な相棒へとご自身で仕立てて下さい。 H.Lesserの生地は絶対に裏切りません!                               ラグジュアリーファブリックス社という大きな組織があり、 同社が抱える多くのミルは正に名門ばかりです。 先週にも登場しました 『王家の羊』 と称されるラグジュアリーなエスコリアルは、 主にリード&テーラーやジョシュア・エリスなどで織られ、 梳毛も紡毛もお任せあれ といったところです。   同社の運営は再編成され、老舗の STANDEVEN を看板に新しく広がって参ります。 故に固有なミルの呼称は出さず STANDEVENで賄われる流れの様ですね。   エスコリアルは独特で別格なポジションを確立するラグジュアリーな羊毛ですが、 今期AWから もともと高級であったエスコリアルは 更に驚くようなお値段になってしまいました。             STANDEVEN =TOLEDO= PURE ESCORIAL   ABOUT 300g     この度は正に幸運な仕入れをする事が出来ました。 美しきオーラを放つその表情は、極上なウーステッド・フランネルであり、 ダークネイビーとなります。   至高な肌触りと着心地、独特な機能性の高さは シュリンク性高き原毛の性能であり、耐久性的な側面はウールに同じなのです。 高級で知れたカシミアの1%しか収穫量は無く、 希少性も高いので高級である事は仕方がありません。   だからこそ、此度の様なご縁を尊重せれてみては如何でしょうか。               わざわざ耳へ表記する辺り 時代を感じさせますね。 エスコリアルの羊は、ニュージーランドとオーストラリアの極一部でのみ 放牧され毛が採取されています。 羊毛は毛を刈るだけなので持続性はあると言えるのでしょう。                 妖艶な光沢感、美しきドレープを生む その極上なエスコリアルを是非味わってみて下さい。 それは正に独特であり、唯一無二な存在なのです。                             では、今週最後のご紹介となります。 とりは 高級老舗なマーチャント、DUGDALE よりのご紹介です。   1869年 ハダースフィールドにて創業されたマーチャントです。 同社の高品質なコレクションは幅広く、生地だけではなくて トリミング(付属類)を扱う事でも有名であり TAILORにとっては有難い限りですね。   この生地は日本の老舗メーカーさんが別注された 渾身のオリジナルスーチングとなります。                   高貴なパープルを耳帯に、、、あの Taylor & Lodge が手掛けていた GOLDEN BALE のオリジナルスーチングが やはりパープルの耳でした。 FINE そして RARE 実は GOLDEN BALE  の原毛を使用して織られているとの事。   今現在では GOLDEN BALE の呼称はH.Lesser(HARRISONS)が保有する形となり、 他社は呼称できません。(判決以前の古い生地は仕方がないですね!) 全体感のクォリティーは スーパー130レベルに換算されるそうで正に丁度良い塩梅!               DUGDALE BROTHERS & CO ≪ SUMMA CUM LAUDE ≫ 100% WOOL( GOLDEN BALE ) 330g   これは ラテン語で「最優等」という意味を持ち、同社の社長が名付けたそうです。 確かに意味合い的にも GOLDEN BALE  に同じですね。   当店オリジナル別注生地であるGOLDEN BALE を含め、沢山のG.BALEを扱い、 お仕立てさせて頂いて参りましたが、 やはり見れば、触れば分かる程の品質であります。 ウールの原毛(BALE)の中で 正にエリートだけで糸に紡績されていると事です。               ダークネイビー地の綾織り地は綺麗にクリアカットされた丁寧な仕上げ、 原毛の良さと共に隠せぬ品の良さが滲み出てしまうのです。             当店の5周年記念生地でも T&L社へダークネイビー地を織って頂きました。 ウール100%でこの品質は GOLDEN BALE 以外では難しいでしょう。 綾目のエッジが効いたその顔立ち、正に普通のダークスーチング の体ながら、 実は最高原毛たる格を感じさせてくれます。   これまた間違いない逸品で御座います!                           このSUMMA CUM LAUDEシリーズは 11種のバリエーションで構成されています。 ベーシックなPICK & PICKやSTRIPEも御座いますので、 お好みの色柄が見つかるのではないでしょうか。   しかし、、、ハダースフィールドのスピナー(紡績メーカー)である JOSEPH LUMBS & SONS が最高原毛の品質を 『 LUMB’S GOLDEN BALE 』とした歴史を考えると、 呼称制限は少し不思議ですよね。                     ふぅ~、ウットリしてしまいます。 ソリッドなダークスーツ、いかようにも使えますし、 重厚なダブルブレストも魅力的ですね。   当たり前のダークスーツを拘りのある逸品で是非誂えてみては如何でしょうか。                           ・・・・・以上で御座います。 それぞれのスーチングには それぞれの個性と魅力があります。 単に高品質でクラシックなスーチングといえど、 その食材たる生地により 服となったスーツの魅力は大きく変わります。   されど傍から見て「希少な原毛、メーカーだ!」 なんて 一般的には分かる訳ありませんし、分からせる必要がそもそもありません。 誂えスーツは自己満の塊でもあるからこそ、食材から拘り、 それを最高の技術で自分好みな料理に調理してもらい、食す事。 掛け替えなきその味は、長きに渡って自分だけが享受できる至福でもあるのです。     特に今回ご紹介の後発2種は 双方ともに 100% WOOL です。 先にも触れましたが 「何も足さない、何も引かない」 日本の誇る名ウイスキーの如くであり、自信と潔さが際立ちます。 ですが、その山崎のように実はお値段も、、、。           モチベーションが上がるような相棒を育てるべく、 是非とも様々な個性をご覧になりにいらして下さいませ。 皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。     今週もお付き合い頂きまして、誠に有難う御座いました。            

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