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Bespoke Tailor Dittos.
  • 【 VINTAGE Taylor & Lodge 】

    2018.11.06 Bespoke Tailor Dittos. 生地に付いて

    【 VINTAGE  Taylor & Lodge 】

        皆様 こんにちは。 11月に入り、肌寒さも感じられる様になって参りました。   そろそろオーバーコートの仕込みにも良い時期です。   当店 HOUSE STYLE ORDER では、年内納めを逆算いたしますと そろそろご注文を入れて頂かなければ成らない時期となって参りました。   寒き年末年始こそ御挨拶含め、お出掛けの機会も多い事と思います。 素敵なコート地たちと共に 皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。               ため息も出てしまう程にエレガントな英国紳士の筆頭たるお一人です。   ダークな三つ揃いのスーツに身を包み、足元はブラックのオックスフォードシューズ。 クラシックで正に飾り気無いそのダークスーツは、英国生地らしき確りした打ち込みと、 仕立ての良さが融合が垣間見られる素晴らしくエレガントなスーツです。   それを自然にサラリと着こなす様は簡単に真似出来るものではありません。   正しきクラシックなスーツ、ゴージラインの位置一つとってもリアルとエレガンスが滲み出るものです。           変わりゆく時代において、様々な効率化が進んでしまう事は仕方のない事なのかも知れません。 物作りにおいて、一昔前の様に手間暇かけて 職人さん方のプライドと経験、 熱意のこもった物作り、、、時代が進むにつれ どんどん手に入らなくなっています。   そう言う意味でも古き良き時代に想いを馳せる方々は少なくないでしょう。 目が肥え、価値の分かる方々を唸らせるような品物は ある意味ヴィンテージや アンティークの世界へ目を向けざるを得ぬ側面も御座いましょう。             当店のBLOGにおきまして、随分と VINTAGE MOXON の生地を御紹介させて頂きました。 まぎれも無き本物、名声を得るに相応しい素晴らしきその生地達が 手に入る機会を得た事は どれだけ幸運だったと言えるでしょうか。   http://dittos.seesaa.net/article/452864090.html ( VINTAGE MOXON ) http://dittos.seesaa.net/article/452864090.html ( VINTAGE MOXON② ) http://dittos.seesaa.net/article/453386393.html ( VINTAGE MOXON③ )   洋服好きな方々より、HOUSE STYLEでも、BESPOKEでも 本当に沢山の光栄なるご注文を頂戴し、そのステージにおける最高の仕立てを持ってお応えさせて頂いております。 (上記リンクの生地も、一部はまだ少量ながら在庫が御座います。)   1970年代の後半から80年代の初頭にかけて織り上げられたとされる 当時の最高級品です。 流石はMOXONと納得の素晴らしい生地達です。 しかし、MOXON だけが素晴らしい生地を織っていた訳ではありませんね。   満を持して、いよいよ御紹介させて頂きます。           VINTAGE   Taylor & Lodge     歴史のあるブランドは、時代においてそのロゴ含め ブランドネームを変えたりしますね。 それは古着の世界においても、製造された年代を定める上で大変貴重な情報源となります。   また、織りネーム自体の技術的進歩もありますし、単にデザインを取ってみても 洗礼された最近のデザインより、昔のデザインの方は味わい深きものが多い事も事実です。       私も初めて目にした 古き T&L のネーム です。   当時も最高の原毛を使い、素晴らし生地を織りあげて参りました。 既に当BLOGの読者様は GOLDEN BALE をご存知の事ともいますが、簡単に申し上げれば最高の原毛に対し、GOLDEN BALEという栄誉ある賞が与えられます。 その最高たる原毛は、MOXONしかり、T&Lしかり、限られた四社のミルにしか扱う事が出来ませんでした。 (現在は T&L の一社のみとなっております。)       その名誉ある賞のメダルそのままダイレクトにデザイン! あからさまにアピールされる GOLDEN BALEの大きな文字も、 枠と同じく金ピカの正にGOLDであしらい 否応にも目を惹きます。 逆に清々しい程にストレートですね。   当時の特徴としては そんな最高たる原毛に対し、更に カシミアやビキューナ、ミンクやセーブル等の超高級で希少種の獣毛をブレンドしたりして差別化を図ったりもしていたようです。   そのOLD NAMEにも、VICUNA、SABLE の文字が確りと書かれています。   http://dittos.seesaa.net/article/451681604.html ( SABLEに関しましては、上記ページに詳しく記載しております。)     また、SUPER 100’S これがまた良いのです! これは原毛の細さを示し、今では200越えも普通に御座います。 高番手の生地は それにしか出せぬ魅力と良さはありますが、デリケートでもあり、皺に成り易く、実用的で無い事は否めません。 当時はそんなに細く紡績する技術もありませんし、既に100レベルは当時として謳う程に高度・高級なアピールにもなっています。 スーパー表記で考えれば、100~120で十分であり、その位が一番バランス良いとも言えます。 そんな所もお勧めなポイントなのです。             現行でも使用されている TAYLOR & LODGE:GOLDENBALE の生地ネームです。 高貴なパープルがそのイメージカラーになっております。               こちらはOLD NAME ですね。 左のNAMEをご覧下さい。1983年は同社の100周年ですね! 途方もない老舗です。 このネーム含め、80年代初期に生地と共に織られていた事でしょう。             では、随分と引っ張ってしまいましたが、、、是非ご覧くださいませ。     何やらジャラジャラとラベルが付いていますね。 【 Hanging Seal 】と言います。 当時の高級マートャント(ドーメルやスキャバルなど)が高級感と差別化を図るべく始めたそうであり、それを追って著名なミルも付ける様になりました。 これら反物ですが、スーツ一着分で約3mと致しますと 必ず一つはそのシールが着分生地に付くよう配分され 付けられています。 昨今では経費削減なのか、、、多くのミルなどでも付けられなくなってしまいました。 こんな所もVINTAGEならではですね。           当時のVINTAGEの類の中で、先ずベーシックな無地系があるだけでも希少性は高いのです。 言い換えればVINTAGEは売れ残りとも、、、。   そんな中、正にベーシックなネイビー系が!? しかも GOLDEN BALE ですよ!! どれだけレアな生地なのか皆様には伝わりにくいでしょうが、本当に貴重で凄いお宝なのです。       GOLDEN BALE SUPER 100’S & VICUNA & CASHMERE   330g   ウエイトも 軽過ぎず、重過ぎず、着用期間はとても広くて 一番仕立てやすいウエイトでもあります。         ど真ん中のネイビー地、コレだけ見ると分かり辛いのですが 例えばダークネイビーなどと比べると青味を確りと感じる事の出来る 正に紺色と言えます。 品のあるその顔立ちには、うっすらとシャドーストライプが織り込まれているのです。             VICUNAもCASHMEREも、スパイス程度の混率ながら そのスパイスだけで これだけの味わいが加わります。 VNTAGE MOXON同様に、金糸でピカピカにアピールされたミミが当時を思わせます。   そんなラグジュアリーな獣毛ですが、スパイス程度ですから手入れ含め 気にするレベルではありません。 高番手でも無く、単に最高のウールで織り上げられたスーチングです。   ただし、ゆっくりと低速で織り上げられ、丁寧にFINISHING(仕上げ工程)されたその風合いは格別なもの、、、オタク心をくすぐる、いやっ、ズバっと突き刺すような魅力を兼ね備えております。           こういう生地は至ってシンプルなデザインで仕立てるべきです。 飾り立てもいりません、素材の良さを、特徴を存分に味わうのです。 仕立て上がれば単にネイビーのスーツです。 それで良いのです。それが良いのです。 BESPOKE でお仕立てさせて頂きました 素敵なお二方をご覧下さいませ。           ( この生地は、残りが イレギュラーな保留:1着分のみとなっております。 )               次の生地で御座います。     こちらも GOLDEN BALE で御座いますが、ラグジュアリー獣毛を特にブレンドせず 表記的には WOOL : 100% となります。 そのウール自体が G.BALE ですから極上品です!   LONDON SHRUNK にてFINISHINGを行われています。 これも今となっては付加価値になっていますね。   こういったプリント自体も今では見られません。 先のジャラジャラ付いていた ハンギングシール と共に、やはりVINTAGEらしい部分です。           GOLDEN BALE SUPER 100’S   360g   やはり青味を確りと感じられる ネイビーらしいネイビーです。 正にソリッドの ウーステッドフランネル で御座います。   こんな生地が売れ残りと言えるでしょうか、、、。   この生地も本当に素晴らしく、高級なビロードの様です。 裁断前に『地のし』していても、裏側でもこんなに綺麗なのかと思ったくらいです。   残量全てを即決で購入しましたが、残念ながら既に完売してしまいました。 この生地を目の前に、見て、触ってしまったら、、、、 忘れられぬ存在感と気品のあるオーラにやられてしまうでしょう。   記録の為にもUPしましたが、もう御座いませんので御紹介も控えめに、、、。 VINTAGEとの出会いは縁でもあります。 私も、そして顧客様も、目の前にある時に 惹かれる何かを感じたのであれば、きっと生地が呼んでいるのかも知れません。 「スーツにしてくれ~」と!   最高にレアな生地でもスーツにする為に織り上げられます。 スーツになり、クライアント様の為に役立ってこそ本望である事でしょう。 この子達は随分と長く そんな出会いを待ち望んでいたのかも知れません。                 では最後の御紹介です。       GOLDEN BALE SUPER 100’S   330g   こちらも 何てベーシックな生地なのでしょう、、、。 ネイビー地のクラシックなヘリンボーン柄、今でも、そしてどのメーカーでも織り続けられている在り来りな生地とも言えます。             しかし、その品質と共に存在感が圧倒的に違います。 在り来りのスーチングが 最高の品質で、かつ大変貴重なVINTAGEで目の前にあれば 選択せずにはいられぬ筈です。   控えめで細く走る杉綾はとてもエレガントで 必ず頼りになる相棒になってくれる事でしょう。 切磋琢磨に最高の生地を目指し、手間暇かけて織り上げられたその逸品が目の前にあります。   必ず損はさせません。               在り来りで当たり前なスーツこそ、自己満に浸れる 内に秘めた特別感を是非ご堪能頂けましたら幸いです。     HOUSE STYLE ORDER より、S様にもクラシックな 2P-SUITS をお仕立て頂きました。 光の加減で控えめに杉綾が浮き沈み致します。   たまたま御納品当日のコーディネイトなのですが、 ブルーのグラデーションが本当に美しいですね。   シンプルだからこそ、それぞれのアイテムがもつ質が露呈されます。     普通なのに最高、、、、所詮は自己満ながら、折角着用されるスーツであれば その御満足度を存分に上げて下さい。 それだけ愛着がわくと共に、長きに渡り大切にお付き合い出来る事と思います。               ・・・・・今回は3種の御紹介でした。 限られた貴重な生地は 先ずご来店下さる顧客様へ御紹介させて頂いております。 故にBLOGに御紹介する頃には無くなっていたり、 少なく成っていたりする事もしばしば御座います。   皆様、この子達の兄弟でもある秘蔵っ子たちも まだまだおります。 単に御紹介したのが3種というだけです。   お見合いでは無いのですが、、、どうか皆様 素晴らしく魅力的なこのスーチング達との御縁を求め 是非お越し頂けましたら幸いです。 なんか仲人みたいになってしまいましたが(笑) 皆様とお会い出来る事を楽しみにしております。               ・・・・・誠に恐縮ながら、来週のBLOG更新はお休みとさせて頂きます。 シーズンゆえ 本業の方が遅れがちであり、嬉しい悲鳴です!   次のBLOG更新は、11月20日(火)を予定しております。   どうか引き続き 宜しくお願い申し上げます。            

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  • 【 ALBER THURSTON 】

    2018.10.30 Bespoke Tailor Dittos. お勧め情報

    【 ALBER THURSTON 】

            一昨日の 10月28日、 当店は9回目の誕生日を無事に迎える事ができました。   来年は小さな節目では御座いますが、いよいよ10周年を迎える事になります。   これも偏に皆様の応援と共に、支えて頂いたからこそに他なりません。 多くの出会い、御縁を頂きながら、貴重な一着一着を大切にして参りました。 本当に感謝してもしきれませんが、心よりのお礼を申し上げます。 誠に、誠に有難う御座います。   日々仕事に追われ、忙しさはとても有難い事であり、光栄な限りです。 時が経つのは頗る早く、毎年この誕生日をもって初心にかえり 気を引き締め直しております。 来年の10周年、そして20周年と 皆様と共に笑顔で迎える事が出来るよう これからも精進して参ります。   どうか変わらぬ御指導、御鞭撻を賜れます様 宜しくお願い申し上げます。     Bespoke Tailor Dittos.水落 卓宏                         Gary Cooper   背が高く、素晴らしきスタイルの良さ、正に絵にかいたような美男子です。 股上深きトラウザースはブレイシーズで吊られます。 当時のネクタイの短さ、これは股上の深さに連動していますし、 そもそも三つ揃いであれば大剣先自体を見せる事もありません。   当然ながら そういった周辺小物含めてスーツに調和するよう バランスがとられて設計されていました。   そもそもスーツとは『三つ揃いありき』であり、現代社会において標準的に着用される上下での 2Pスーツ は略式となります。 時代は移り変わるものですが、いまでも冠婚葬祭含めてフォーマル的な装いには少なからず三つ揃いや吊り用トラウザースの名残があるとも言えましょう。   吊るのが当たり前だった時代、ベルトで穿くトラウザースの様にウエストを締め付けるという概念すらありませんでした。 吊っているトラウザースは どんな姿勢でも、どんなに動こうとも、ベルト用トラウザースの様に下がったりする事無く 常にそのポジションを保ちます。   トラウザースのクリーズラインは 常に吊り上げられており、ピシッと裾まで落ち 美しきシルエットを崩す事はありません。 圧倒的に楽で見栄えも美しき吊り用のトラウザースを穿き慣れてしまえば、もうベルト用のトラウザース(スーツ)に戻れない御方も居られる事と思います。         世界大戦の折より、段々と省かれるようになったウエストコート。 吊っていたトラウザースは股上を浅くし、ベルトで穿かれる様になりました。 そもそも吊っていなければ この様な深い股上でのポジションをキープする事は出来ません。   そしてウエストコートとは、トラウザースの股上に合わせて丈が設定されます。 昨今の様に、ベルト用での三つ揃いも見受けられますが、 実は多々矛盾が生じる事は否めません。             さて、今週は追加で別注をかけておりましたブレイシーズがあがって参りましたので御紹介させて頂きます。             1820年創業の超老舗 ALBER THURSTON ここを抜きにブレイシーズは語れませんね。   http://dittos.seesaa.net/article/187196608.html (2011年のA.サーストンに関するページです。随分と値上がりした事を実感致します。)               先ずはベーシックで気兼ねなく通年使いの出来る リボンタイプ を2種!           日本でいう 市松模様 ですね。 ネイビーとシャンパンゴールドからなる配色の綺麗なブレイシーズです。 市松模様、皆様はどんな印象が頭に浮かぶでしょうか。 チェッカーフラッグ(笑)!?   古き LOUIS VUITTON でもダミエ柄として使われておりましたが、何とコピー商品が出回り、当時は販売中止になったそうです。 故に改めて復刻された柄として今でも採用されています。   1878年 パリで行われた万国博覧会では、日本の文化の虜になりジャポニズムというブームがありました。 当時のLV社の二代目が、日本の家紋をモチーフにした モノグラム柄 そして、市松模様をヒントにした ダミエ柄 を発表されたという経緯があるそうです。   エンドはオールドライクな編み紐タイプ、レザーは揉み革のネイビー地を!   背中の仕様は今回 【 Y字型 】 にしています。               渋いブロンズカラーには、フルール・ド・リス (ユリ≒アヤメの花)がジャカードで織りなされています。 百合の紋章としても知られておりますが、その花の種については諸々所説も分かれるところです。   この意匠の歴史は相当古く、フランスでは王家の紋章としても採用されておりました。 他にも 軍隊の記章、様々な国の地域でも紋章として使われております。 フィレンツェなどもそうですね。 様々な装飾品などでも見受ける事が出来るでしょう。   そんな百合の花は聖母マリアに捧げられた『純潔のシンボル』であるとも。 高貴で歴史あるフルール・ド・リスを内に秘め、、、、如何でしょうか。               次です、この度も御用意しております!   LIMITED EDITION OF 500   500本の限定で織られた様々な限定リボンが御座います。 本当に多彩なデザインがあり、そのリボンは全てシルクで織り上げられています。   発色美しき高級で綺麗なシルク地は、強度面において多少の不安を覚えなくはありません。しかし、そこは御安心下さい! リボンの裏側には補強兼 力芯の役目でもある裏当てテープでそのシルクを支えております。                 装いはクラシックでエレガント、控えめにまとめながらも 見えぬ所にこそ小粋な遊び心を! 心に余裕のある紳士こそ、こんな限定モデルをお勧めさせて頂きます。   商品にはそれぞれロットナンバーが付きます。 500/469 ですから、このリボンはそろそろ終わりが近いですね。               今回は2回目の登場となる DUCK君、なにやら耳には、、、、。 そして、右にいる この妖艶な女性は、、、。               先ずはダック君より。 君、そろそろ品切れ近いけど 人気者だね!   DUCK と DOCTOR 、合わせて DUCKTOR・・・・・   このダック君はお医者さん! 耳に聴診器を付け、『 信じろ 』と言われても(笑)。     おやじギャグ的なユルさが売りで御座います! ダック君、かなり愛されキャラだよね、、、英国ではそんなに人気なの? (お店にも、スコットランドの作家さんが木を手彫りで仕上げたダック君が2羽います!)   【すみません、BLOG UPを前に ダック君は完売となりました。】                 名称 『 BENTLEY GIRL 』と先方様で名付けられています。   首元には大判のストール、手元にはロンググローブ、 ハンドルを握る欧州版の 峯 不二子ちゃん を思わせるこの妖艶な女性は、何と英国を代表する高級車ベントレーに、、、、、。   ベースの色は これまたワイン色、正にベストマッチングではないでしょうか。 それにしても魅力的、、、。     前回のGEISHA GIRL と、皆様はどちら派でしょうか!? http://dittos.seesaa.net/article/454697806.html     【コチラもラスト1本となります。限定品はとても人気が高いです!】                     リボンタイプは 現在 計6種の在庫となります。 手前の追加分と共に、奥は左より、シルバー、チャコールグレー、パープル、ブラック×イエロードット と並びます。               それと、これも忘れてはならぬ クラシックな銘品、 BOX CLOTH  のシリーズです。   肩当たりはソフトで優しく、特にヘビーウエイトな生地でのスーツ(トラウザース)には絶対にこちらがお勧めです。 リボンタイプよりも滑らず安定的であり、エンドはレザーによるハンドメイド。 釦を通すホールは、ご丁寧に玉縁仕上げです。   しかし、唯一の弱点は 明らかに秋冬用に見えますよね、、、、通年使いにはリボンタイプに軍配が上がりますが、秋冬での正統派はこちらで!               追加の2色を加え、左より サックス、ボルドー、ブラック、グレー と並びます。             そして 限定モデル の2種となります。               ・・・・・さて、これらブレイシーズを使用するにあたり スーツやシャツ同様に適正サイズがあるという事を御認識下さい。 また、本来では既製品としてサイズ展開もされています。   ALBER THURSTONは有名なブランドです。 探せば多くのお店で手に入ります。 しかし、何故TAILORで購入するのか、ここがミソです。   それは、購入者様の体系的サイズやトラウザースのスタイルに合わせ サイズ調整込みで販売させて頂いているからに他なりません。 (ご調整は勿論サービスで御座います!)           ・・・・・どれだけ既製サイズというものが曖昧で適当なのか、、、 逆にそれを回避しようとすれば どれだけメーカーはサイズ展開幅を広がれば良いのかとなってしまいます。   スーツに限らず、シャツ、タイ、ブレイシーズなど、御自身に合ったサイジングでこそ そのアイテムのポテンシャルと使い心地が発揮されるのです。     最高のアイテムを、最高の状態でご使用されて下さい。 それをTAILORが支えます!       では、いよいよ10月も終わります。 もう一段 寒さが増してくる時期でもありますので、どうかご体調にはお気をつけ下さいませ。   皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。   今週もお付き合い頂きまして、誠に有難う御座いました。                

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