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Bespoke Tailor Dittos.
  • 【 至高のシャツ地フェア① 】

    2019.04.02 Bespoke Tailor Dittos. お勧め情報

    【 至高のシャツ地フェア① 】

        桜は早くも満開となりましたが、東京は天候が優れませんね。 皆様の地域では如何でしょうか。     いよいよ4月に入りました。新しい元号も『 令和 』に決まり、 何かと新しい事が始まる時期でもあります。           さて、今週は告知させて頂きました通り 【 至高のシャツ地フェア 】について御紹介させて頂きます。   先月末より、4月21日(日)までの期間限定の開催となります。           至高、、、そう呼べるクラスの生地は ほんの一握りと言えます。 その圧倒的な品質は、超長綿の種である最高級な原材料の確保から、 織糸を作り出す段階でも膨大なる手間暇をかけ 旧型織機にてゆっくりゆっくりと織り上げられます。   生産効率も悪く、限られた量しか織り上げる事は出来ません。 それだけにお値段も高額と成らざるを得ない実情が御座います。   しかし、その生地を目の前に そして触れた瞬間から 次元の違う圧倒的な品質がそこにはあります。 もの凄いオーラと説得力を持ち合わせており、世界中の洋服好きな方々、 最高品質を求められる方々からの支持もやはり圧倒的なのです。   昔気質なスタイルを貫き、携わる方々のプライドさえ感じる事の出来る生地。 それが至高クラスなのです。         今週、先ずは『 コットンの宝石 』とも称される CARLO RIVA を御紹介致します。   同社の薀蓄を話し始めればキリがありません! 昨年には詳しき物作りへの情熱や拘りなどを詳細にまとめてありますので、 ご興味のある方には是非ご一読頂けましたら幸いです。 http://dittos.seesaa.net/article/458692004.html     昨年よりもパワーアップしまして、なんと カルロ・リーバ だけで 計51種 が揃っておりますし、今期より取り扱われた新しいシリーズも参戦しております。     私は職業柄、皆様よりも様々な生地に触れる機会が多い事は当たり前の事です。 そんな私が同社の生地を紹介するにあたり、一番強調してお伝えしたくは、、、   コットンは植物繊維です。肌にも優しく、身近なコットンは下着として欠かせぬ素材でもあります。肌触りや質感も皆様のご存知の通りです。   例えばウール、動物性繊維であり油分も含まれています。 その中でも GOLDEN BALE のように質が良ければ良い生地ほど しっとりとしているものです。   カルロ・リーバの生地は勿論主体はコットンです。 コットンの生地にも関わらず、、、しっとりとした風合いを持ち合わせているのです。   これが一番驚きですし、良い意味でコットンっぽくない別素材のようです。 シャツは下着であり、地肌に直接触れます。 もう仕立てる前から気持ちが良いに決まっていますね。 これも『 糸を寝かして熟成させる 』という行為のなせる業なのでしょうか。 湿度管理含め、勿論糸だけでは無く、織りなど総合的に手間を掛けているからこそでしょうが、笑みがこぼれずにはいられぬ心地なのです。       魅力的な色柄ばかりで きっと目移りしてしまうでしょう。 目の保養にも、じっくりとご覧頂ければと思います。           【 LISCIO 】 180番双子を使い 織り上げられた所謂ボイル地です。 とても薄く、通気性に特化したシーズンファブリックです。 これからの季節には欠かせぬシリーズでもあり、種類も一番豊富です! 薄いので直ぐに乾きますし、フワッとした独特の風合いは アイロンでの皺伸びも良く最高です。         右から2番目の生地が同じ品番となりますね。 比較的に英国ライクな配色とストライプが魅力です。     大変美しい配色バランスのストライプ、色遣いはイタリア的センスを感じずにはいられませんね。強い日差しにとても映えそうです。 無地から小格子柄まで様々に揃っております。                 【 LICIO OPERATO 】 今期より参戦のシリーズです! 先に御紹介致しました リシオ、これもリシオなのですが ドビー織機を使った織り柄ものとなります。 リシオの性能と風合いはそのままに、大変上品にまとめられた これまた美しいシリーズとなります。 本当に綺麗ですね、、、、。                   【 POPELINE 】 定番のポプリン、同社のポプリンは 170/2 が使用されています。 この品質が同社のスタンダード、、、恐れ入ります。 もうこのクラスになると、番手数値の違いでは計り得ぬレベルとも言えます。 リーバのコレクションから、あえて『 ロンスト 』などのチョイスも乙ですね!     ヘアラインストライプも凄く綺麗です。 極細の縞、、、こういう柄は品質差が出やすい生地とも言えます。 これが至高レベルのヘアラインです。                     【 POPELINE TWILL 】 ポプリンは平織、ツイルは綾織、矛盾したネーミングですが、、、 ポプリンに使用する糸と同じ糸で綾織された生地となります。   綾織な分、平織より光沢感が出ますし、確り感が出ると言えます。 渋いストライプです。                   【 SUPER RIVA 】 同社で一番人気のシリーズと言われております。 POPELINE TWILL と比べ、こちらは より特徴的です。 綾織独特の畝を確りと表現しつつ、より光沢感と つやつや・ツルツルな風合いに仕上げております。 とても淡いアイスブルーなど繊細な色出し、 これは経糸に白、緯糸に色糸を使った交織にされています。 表側には綾織なので経糸が多く露出します。 故に この白っぽく淡い色出しが出せるのです。 反面、裏側は緯糸の色が主体となって出ますので色が濃くなります。                   【 DOPPIO RIVA 】 こちらも今期よりのNEW FACEです! これ、実はCARLO RIVA版の オックスフォード となります。 スポーツシャツ地の代名詞の様なOX、ザックリしていて糸も太く、経糸と緯糸の番手を変えたり、単糸使いにしたりと様々なバリエーションがありますし、アレンジされたロイヤルオックスフォード等もありますね。     このドッピオリーバは昔ながらで一番クラシックなOXFORDだそうです。 経糸緯糸共に引き揃えられ、昔ながらな正統OXとの御説明でした。 しかし、、、品質はRIVA品質です。 これがOXの触り心地!? ビジネスシャツとしてもご使用頂けるレベルです。                     【 LINEN & COTTON 】 このシリーズもこれからの季節には欠かせません。 リネンの方が混率高い(60%)のが特徴です。 清涼感に溢れ、放熱効果の高いリネンの性能をリーバ品質で是非如何でしょうか。                     【 INDIGO TELA 】 以降三種連続で NEW FACE となります。これらはカジュアルなシリーズです。 名の如く デニムを思わせるネーミング通り、そんなラフに着用出来るシャンブレーのシャツ的なポジションとして取られて下さい。 ですが、、、、触ってみると見た目の印象を悉く裏切りますね。     春夏にも大いに着用出来る薄地であり、本当に気持ちが良さそう。 贅沢なカジュアルシャツです!                       【 CANAPA SPINA 】 これは説明がややこしい!! 先ず、品質は 麻:60% 綿:40% となります。 日本で麻と言えば リネン を思い浮かべるでしょう。 しかし、この生地で使われている麻はリネンではありません!     麻には種類があり、これはリネンでは無く『 ヘンプ 』が使用されています。 植物の種として違うのです。 リネンより繊維分子がやや太く、網などにも使用されたりする程確りと丈夫な糸にも出来ます。   ヘンプを敢えて使っているのは狙いがある訳ですね。 ラフな雰囲気を醸し出す原料を綾織で仕上げ、正にデニムのようです。 良い意味で素朴さと無骨さを兼ね備えた様な雰囲気を醸し出しています。 しかし、リーバ品質ですから やはり贅沢なカジュアルシャツです!                     【 CANAPA PANAMA 】 こちらはCANAPA SPINA の平織バーションです。 同じく ヘンプ:60%  綿:40% となります。   因みに洋服的品質表示で『麻』と表記すると、リネンかラミーを指します。 ヘンプは、、、麻ではあるものの、改定前までは『指定外繊維』となります。 (現在は分類繊維:ヘンプとなります。)     麻なのですが、リネンでは無い、、、、もう止めましょう(笑)。 昨今の世界的なカジュアル化に関係するのか、ヘンプの人気はかなり上がっているそうですよ!           ・・・・・以上となります、如何でしたでしょうか。 世界一と言っても過言では無いメーカーでもあるカルロリーバ。   今回は宝石の様なドレスシャツ地だけでは無く、 同社クオリティーでのスポーツシャツ地も参戦です!   カルロリーバのコレクションをこんなにも一堂に見る事の出来る機会はそうそうありませんし、バンチ(生地見本帳)のように小さくもない着分で全てが揃います。   とにかく見て、触って、そして感じて下さい。 きっと口角が上がる筈です、皆様もヤラれてしまうでしょう。           この期間限定でのプライスも大いなる魅力です。 カルロリーバの生地を使用されたシャツのお値段を調べて頂ければ驚かれる事でしょう。 当店各方々の型紙精度、そして立体縫製の技さえも盛り込まれた品質で御誂え頂き 全てが5万円を切ります。 (後半のスポーツ地は更にお安いです。)   そして、既製品ではありません。 衿やカフスにダメージが見受けられましたら、付け替え交換が出来ます。 新品のシャツと共に、余った残布は そのシャツの寿命さえ2倍にしてくれます。 高額商品だからこそ 誂えで仕立てるべきなのです。   この機会に 是非お時間をお作り頂き、至高なシャツ地達に会いに来て下さいませ。     4月21日までの開催となります。 アポイントのご連絡を心よりお待ち申し上げております。         ご遠方により どうしても期間内にお越しできない型紙ホルダーの顧客様方におかれましては、シリーズや色柄などをリクエスト頂けましたら個別で分かり易い写真も送らせて頂きます。 写真でのご判断でも宜しければ、メールオーダーも喜んで承らせて頂きます。   どうかお気軽にお声掛け下さいませ。         来週は DAVID & JOHN ANDERSON の登場です! あのシーアイランドコットンも含まれておりますので、是非ご覧頂ければと思います。       皆様とお会い出来る日を楽しみにしておりますので、何卒宜しくお願い申し上げます。                    

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  • 【 SUMMER KID MOHAIR:仮縫い 】

    2019.03.26 Bespoke Tailor Dittos. お客様のご注文

    【 SUMMER KID MOHAIR:仮縫い 】

          皆様 こんにちは。 寒の戻りもあり、週末は結構寒くなりました。 着る服を選ぶのも難しい時期ですね。   桜は現在3割前後の開花といったところでしょうか。 もう少しで見頃を迎えますね。     3月も後半に入り、この春夏用の装いについては もう仕込み済みでしょうか。 HOUSE STYLE ORDER では旬の洋服を短期でお仕立て出来る事は大いなるメリットです。 シャツ地と共に(リネンシリーズも揃いました) 魅力的な生地達を是非お気軽にご覧頂ければと思います。             KID MOHAIR混紡のスーツです。 春夏用のスーチングとしては正に代表選手の一角であります。 そろそろ着用時期が視野に迫って参りました。   モヘアは アンゴラ山羊の毛になります。 独特の光沢感があり、ハリとコシが強く、 触り心地はサラッと滑らかで肌触りも良く、 ウールの様なチクチク感がありません。   これはウールとモヘアの毛において、 キューティクルの違いが多きく貢献しているのです。 春夏用の生地ですから生地は薄く、 特にKID MOHAIRであれば余計に繊維も細くなります。 ですが もともと強い繊維であるという事も 春夏用で生地が 薄くなるスーチングに向いていると言える訳ですね。       今週は、KID MOHAIR混紡のスーツを御注文下さった顧客様より 仮縫い(BESPOKE)をご覧頂きながら その生地の魅力をお伝えさせて頂きます。                 大変御贔屓にして頂いております T様より、 3P-SUITS でのご注文を頂戴致しました。 今回は春夏用です。 盛夏はもう何を着ても厳しい限りですが、 少しでも涼しく 快適に過ごせるようご相談させて頂きました。   裏地は限りなく面積を減らした 『 クォーターライニング仕様 』でのお仕立てと共に、内部に入る芯地においてもバス芯(馬の尻尾を使った胸増し芯)を排除し、よりソフトな芯で構築させて頂く事になりました。   バス芯が無くとも 胸部の隆起した立体的なボリュームがハンガー面でも見受けられますね。 立体的な仕立てとは、芯に頼る事ではありません。 先ずはカット(型紙)があり、それを生かすクセ取り、 そして立体を生かした芯据えにあり、総合的に作り上げられるものです。               今回は三つ揃いでの御注文です。 しかし、気温が上昇してくれば やはりウエストコートは着用が厳しくなります。   それを見越され、トラウザースは腰履きの『 ベルトレス 』スタイルをお選び頂きました。 吊らない、ベルトもしない、正にJUST FITでお仕立て致します。 (勿論アジャスターの類は後程お付けさせて頂きます。)                 本来あるべき三つ揃いのトラウザースはブレイシーズで吊るものであり、ハイライズ(深い股上)が特徴です。 吊らぬ腰履きの股上ではウエストコートの裾、腹部からシャツやタイが見えてしまいますね、、、有り得てはならない事です。   という事で、そこも見越し もともと長めの丈バランスで設計されている 『 POSTBOY STYLE 』 をお選び頂きました。 これなら理に適い、WCのON/OFFは自由に選択できますね。   http://dittos.seesaa.net/article/450128554.html 【 POSTBOY WAISTCOAT② 】     因みに、上着では背抜き仕立てなど 裏地の面積を減らす仕様があります。 実はウエストコートでも『 背抜き仕様 』があるのです! 今回は少しでも、、、という事で この仕様にて承っております。   ウエストコート単体で見れば、更に涼しき仕様もあるのです! これは今後ご紹介すると致しまして、 この『更に』の仕様はPOSTBOYには向かないのです。 故に仕様面では背抜きがベストとなるでしょう。             背が高く、スラっとしたT様はとてもシャープでスリムな体形をされています。 羨ましい程にウエストも細く、よりグラマラスなシェイプが大変美しく表現されるのです。   ハリコシ強きモヘアの生地は、その特性により融通が効き辛い生地でもあります。 そんな事は分かっている事です。 技術と経験でこの様に生地と対話をしながら表現して参ります。             T様、トラウザースの股下は気持ちお出ししましょう。   T様らしい とてもエレガントなスーツで御座います。               今回お選び頂きました生地は、   Taylor & Lodge 65% SUMMER KID MOHAIR 33% S’120 WOOL 2% CASHMERE   240g     渋くて表情のある顔立ちのダークグレーであり、 光栄にも私の私物KMスーツと同じ生地で御座います。 (冒頭の写真と同じ生地です。)   http://dittos.seesaa.net/article/456981020.html 【 KID MOHAIR混紡スーチング 】   T様におかれましては、仕立て上がり次第 御発送納品のリクエストを頂きました。 完成したスーツのフィッティングを拝見出来ないのは寂しいのですが、 ご遠方ですし それだけ信頼を頂戴しているという事に他なりません。   お任せ下さいませ。 自信持って御納品出来るよう丹精込めてフィニュシュさせて頂きます。 今暫しお待ち下さいませ。     T様、この度も素敵な御注文を誠に有難う御座いました。                 ・・・・・では次の顧客様を御紹介させて頂きます。   X様にも大変御贔屓にして頂いており、心よりの感謝を申し上げます。 海外よりお越し頂きますので、そうそう気軽にはご来店頂けません。 X様におかれましては日本語がもうペラペラですから、より密なコミニュ二ケーションが取れる事も有難い限りです。   御家族とも大変仲が良く、小さい頃から父親のいなかった私にとって 父親像を重ねる事も しばしば御座います。 魅力的で素敵な紳士であり、X様の様に歳を重ねたいと思っております。     この度は 2P-SUITS でのご注文となります。 ベントも切らず、腰ポケットは蓋も付けず 極シンプルにまとめられております。             X様もトラウザースは 腰履きのベルトレススタイルにてご注文頂きました。 シャープなシルエットを好まれ、ベルトレスですから当然ベルトループもありません。 しかし、吊りたい時には吊れる様にとの事から いつも内側に吊り用釦はお付けさせて頂いております。   多くの方々は体型が非対称であり、例えばどちらかの肩が下がっていたりします。 度合いも様々ながら、利き腕やスポーツなども関係がある事でしょう。   そして、身体は非対称のバランスを取るべく 肩下がりがあれば それを相殺するよう腰高も非対称となります。 勿論度合いは様々であり、肩下がりの程度に比例するでしょう。   吊り用のトラウザースはウエストサイズにユトリを持たせます。 吊る事という事も含め、腰の左右高低差はキャンセルされると言えます。   しかし、腰履きであるベルトレスやベルト用のトラウザースはリアルに腰の高低差を受ける事になりますので、上着の肩傾斜非対称と同様に 腰高の非対称というのを度合いにより反映させる必要があります。     X様、今回のシルエットにおき この裾口幅であれば もう少し股下をお詰めし、スッキリさせた方が良さそうですね。               腰回りもスッキリとしつつ、ユトリも踏まえ、 動いても 座っても快適さを損なわぬバランスです。 お尻周りは まだ縫代が多く残っておりますので『もたつき感』があると思いますが、 お仕立て上がりは一切感じさせませんので御安心下さいませ。     ウエスト寸法の誤差修正と共に、バッチリと反映してフィニュシュへ向かわせて頂きます。             あまりタイトにせず、ナチュラルなシルエットと着心地を好まれます。 しかし、エレガントさを失ってはなりません。 優雅なドレープが活きる様バランスを目指します。   X様におかれましては、『当店のスーツは周りから良く褒められる』と言って下さります。 有難う御座います、光栄ではありますが、それはコーディネイト含め着こなされている X様の醸し出す装い自体が魅力的であり素敵なのだという事で御座います。   私自身もご期待を裏切らぬ様 全力で準備させて頂きます。               今回 お選び頂きました生地は   HARRISONS : SUMMER CAPE KID   60% SUMMER KID MOHAIR 40% S’100 WOOL   240g   MIDNAIGHT BLUE   写真ではダークネイビー位に感じられますが、本当に深き濃い色味であります。 目の前に見れば、普通に黒と間違える事でしょう。   本当に品がありますし、エレガントな色であり生地でもあります。   ご注文時に生地をお選びになる際、実はこの生地をお勧めされたのは御子息様であり、 大変お洒落で洋服好きな御方で御座います。 お父様に同じく大変お世話になっております。     X様、仮縫い時に頂戴致しましたシャツが仕立て上がる事には このスーツも仕立て上がる様 頑張ります。   暫しお時間を頂戴致しますが、何卒宜しくお願い致します。 この度も素敵な御注文を 誠に有難う御座いました。               ・・・・・如何でしたでしょうか。   日本の盛夏を考えれば、クールビズ自体は否定もしませんし、 そもそも根本的な発端は省エネによるものです。 しかし、無駄に期間もみるみる広がり、、、 ただ楽な格好を求めているだけの様な気がしてなりません。 大人の社会ですから 恰好などは自主性に任せるべきです。   装うという行為の根本を今一度見つめ直して欲しいと願うばかりです。       少しでも快適に過ごせるように考える事は自然な事です。 ですが、洋装に関しては 洋服屋に一役担わせて下さい。 それが仕事です。 生地、付属類、デザイン、仕様から仕立て方まで様々な工夫があり、 先人達が築き上げてきた古の知恵や工夫と共に、更に発展させた『今』があります。   大量生産により既製服が台頭した昨今、失われつつあるデザインや仕様等はキリがありません。 そういう物こそ手間と技術が掛かるという側面もこれまた事実です。 時代に抗えぬ部分も御座いますが、出来る限り私達の代で尽きる事無き様 素晴らしい先人達の知恵と工夫を御紹介させて頂きます。   技術者に終わりは無く、一生勉強が続きます。   少しでもお客様方に満足して頂く為に、、、。本当に遣り甲斐のある仕事です。     無理な事もあるでしょうが、先ずは何でもご相談下さいませ。 その為に 知識と経験を常に積み上げておりますし、これからも精進して参ります。   皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。             ・・・・・最後にお知らせで御座います。 4月1日 より、今年も 【 至高のシャツ地フェア 】を開催させて頂きたいと思います。   シャツは下着でもあり、直接地肌に密着するものです。 世界一のシャツ地とも称される生地達には それなりの理由が存在致します。 高額な事は否めぬ事実ですが、だからこそ普段は見本すら店頭にありません。   そんな素晴らしい生地をお得にお仕立て頂けるチャンスとなります。   http://dittos.seesaa.net/article/458692004.html http://dittos.seesaa.net/article/458837088.html http://dittos.seesaa.net/article/459929434.html   是非ともお時間をお作り頂き、これら素晴らしいコレクションをご覧にいらして下さいませ。 詳細は来週のBLOGでも御紹介させて頂きます。   今月末より準備が整い次第 店頭では静かにスタートさせて頂きます。     皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。                

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