【 2026 A.W:FOX BROTHERS 】
2026.08.18生地に付いて
この度は急な私事情により、皆様には多大なるご心配やご迷惑を
お掛け致しました事に 心よりお詫び申し上げます。
また、皆様より温かいお言葉やお気遣いまで頂戴致しまして誠に痛み入ります。
BLOGも今週より再開させて頂きますので、
今後とも変わらぬお引き立てを賜りますよう
何卒 宜しくお願い申し上げます。
本当に有難う御座いました。
水落 卓宏
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あれっ、FOX君、、、クラシックな玉紐付き封筒で何か届いたね!
君のところの総大将さんからじゃないの⁉

= FOX BROTHERS =
Mr. Douglas Cordeaux
もうあまりにも有名ですね、FOX社のダグラス氏なくして今のFOX BROSはありません。
センスの良い企画力 そして行動力と共に、実際にその服地で誂え、
自ら纏う様は凛々しくこれ以上なき程に様々な想いや事柄を伝えてくれます。
ダンディーなダグラス社長が今年の秋冬用に
また素晴らしい企画の生地を展開されております。
来たる秋冬に向け 何かご構想はおありでしょうか。
今週は 皆様の心をくすぐる素晴らしい生地の数々をご覧いただきましょう。
お休み頂いた分、今週はボリューム満点ですよ。
(これらは全て限定生産です、是非お早目なチェックを!)

≪ Scotland ≫
3部構成となっており、先ずはスコットランドより、、、ツィードかな⁉

Applecross Tweed
スコットランドはハイランド地方にある美しき半島(アップルクロス)の自然から
インスパイヤされたツィードとの事、正に風景写真にイメージが重なりますね。
お仕立て上がりのジャケットがある事もイメージしやすい!
柄も迫力があり、グリーンがとても映えます。
100% Scotland Wool
400/430g


Loch Maree & Grouse Moor
同じくハイランド地方にあり、国内で最も美しいと言われるマリー湖。
そしてライチョウさん(Grouse)が生息する湿原・荒野(Moor)を意味します。
貴族たちが楽しむカントリースポーツであるライチョウ狩り
(Grouse Shooting)の舞台を指し、美しき自然の「保護色」として生まれた
伝統的なエステート・ツィードの色彩です。
ベースの地織柄は私も好きなTWO&TWO!
100% Scotland Wool
400/430g


Rally Tweed
ハイランド地方で開催されたクラシックカーのラリーイベント
(Tweed Rally)が着想源だそうです。
大自然の中にあるカントリーロードから望む季節感のある
美しき山々の景色や彩が表現されています。
ダグラス社長、自社工房でお仕立て中のようですね!
正にブリティシュなスポーツコート(ジャケット)です。
100% Scotland Wool
400/430g


≪ Florence ≫
フローレンス、、、PITTI UOMOが懐かしい!

Truffle Tweed
フィレンツェの食文化や情景よりインスピレーションを受けたというシリーズです。
その地にはトリュフ料理の名店があり、同店が新しく開店した
The Truffle Bar のオープンを祝して誕生したそうです。
あ~、だから この写真なんだ!
高級食材であるトリュフを彷彿させるリッチなブラウン
(深みのあるトープ)がベースとなっているようです!
100% British Wool
370/400g


Tuscan Gunclub Chianti Tweed
英国の伝統的な古典柄でもあるガンクラブチェックをベースに、
色彩はトスカーナの乾いた大知、歴史あるルネサンス建築の建物の壁色などをイメージし、
伝統的古典柄をイタリアの太陽と色彩で軽やかに表現したとの事です。
キャンティー(Chianti)はトスカーナ地方を代表する有名で
高級なワインより名付けられたツィードとの事。
この深みある赤系の色がそうですね!
100% British Wool
370/400g


Tuscan Glencheck
これは先の Tuscan Gunclub に同じインスピレーションによる、
グレンチェックのバージョンです。
この色味、雰囲気、確かに古きルネサンス建築を彷彿させてくれますね。
これはカシミアのようなソフトさで優しい生地であり、
色目と肌触りが正に合致しますよ!
100% Fine Merino Wool
340/370g


Tuscan Herringbone
これも同じくトスカーナインスピレーションの流れ、
クラシックなヘリンボーンにて。
ですが、これはオーバーコーティングとして料理してあります。
温かそうですね、ダグラス社長の着こなすアルスターが素敵!
日本の都会の冬も このウエイトが気持ちよく着られるよう
もう一段寒くなってほしい、、、。
100% Pure New Wool
680/710g


Arno Glencheck
フィレンツェの象徴的な名橋ポンテ・ヴェキオが架かる
「アルノ川」が着想源との事です。
朝霧に包まれたアルノ川の穏やかな水面、川面に反射する歴史ある街並みの影、
そしてフィレンツェの冬の空気感をイメージされたそうです。
本当にフィレンツェがお好きなのでしょう!
しかし、この格子サイズは相当ですよ、、、柄合わせを考えれば用尺は、、、、。
こちらもオーバーコーティングです。
100% Fine Merino Wool
680/710g


≪ Heritage ≫
フィレンツェはもうお腹一杯になりました!
これは期待‼

Tokyo Tweed
東京⁉ これは服飾業界の重鎮である赤峰氏とで企画されたそうで、
カントリー(英国の田舎)とシティ(東京という都市)を結ぶ
ツィードを作ろうと意気投合したそうです。
ブラウンやグリーンのカントリー色に、都市空間を連想させる
控えめで上品なネイビーやグレーを巧みにブレンドしてあるそうですよ。
ダグラス社長、早くも着ていらっしゃるのですね!
カッタウェイが目立つほどに強い、オーバーコートも含め
最近は伊製仕立てが多いですね。
個人的には英製に拘って欲しいところですが、
世界中に生地を販売するお立場もありましょう。
100% British Wool
370/400g


Clifton Tweed
これまでの旅であったスコットランドやフィレンツェ、東京から一転し
同社の本拠地がある英国はソマセットの美しい原風景そのものを
表現した純度の高いカントリーツィードとの事です。
FOX社が250年以上 居を構えるウェリントン周辺の大自然や
湿原の色味をそのままサンプリングしているとの事。
これは1950年代のアーカイブを元にした限定品でもあり、
実は「お代わり」なのですね!
もともと限定生産ですから量が限られる中、本当に瞬殺で完売したとの事、、、。
どうしても欲しいという熱烈な要望が頗る高く、
同社はイレギュラーに「リウ―ヴン(再織)」を決定したそうです。
このリウ―ヴンは先の『 Tuscan Glen Check 』も
リクエストに応えた二度目の登場だそうですよ。
100% British Wool
470/500g


Gianni Chalkstripe
クラシックスーチングきました!
伝説級な洒落者のお一人でもある もとFIAT会長のジャン二・アリェッリ氏への
オマージュとして織られた生地であり、
正にFOX社ならではの真骨頂 フランネルとなります。
氏の独自なスタイルも有名であり、本当に素敵でお洒落な御方でした。
チョークストライプのフランネルと言えばチャーチル元首相も欠かせぬ人物ですが、
やはりこういったフランネル地も確りと展開して欲しいですね。
チョークストライプと言えば外せないクラシックな織り地ですが、
実はこれ、、、
良くご覧下さい‼
100% Lambswool
530/560g


この縞柄(チョークストライプ)は太い縞、細い縞 と
交互に奏でるオルタネートストライプなのですね!
これは今に無いですね~、
昔は本当に幅広くバリエーション展開されていたのでしょう。
単なるチョークストライプでは面白くない、捻りが欲しい!
という御方には是非お仕立て頂きたい逸品です。
ウエイトもヘビー級、正に昔ながらのフランネルといえば こうでなくては!
昨今の気候変動や価値観の流れに伴い、
こういったヘビーウエイトは廃版がとても進んでおります。
企画ものでも良いので、この様に展開して下さる事は
ファンにとっては大変有難く嬉しい事なのです。
やはり冬のスーツと言えばフランネル、
ワードローブに入っているべきスーツの一つですよね。

Silver Screen
Double Chalkstripe
これも以前に展開された企画であり、正に瞬殺 完売でした。
こちらも2度目、今度こそ 手に入れられなかった方は是非如何でしょうか。
激渋です、、、。
(写真では青味が感じられますが、
リアルな生地色はチャコールグレーで御座います。)

https://dittos.seesaa.net/article/506069151.html
【 FOX SILVER SCREEN:H様のご注文 】
正に銀幕のスターたちが着ていたであろうフランネルを今この手に!
このウエイトならではの迫力と存在感は圧倒的であり、
昨今の軽めなフラノは子供のように感じられますよ。
100% Lambswool
530/560g


The Whitechapel
いよいよラストとなります。
ホワイトチャペルはロンドンのイーストエンドに位置する地区の名称でもあり、
悪名高き「切り裂きジャック」事件の舞台となった場所として
世界的に知られています。
これぞ映画の悪役が着るような、圧倒的迫力と共に
力強いコート地というコンセプトを持ちます。
先のSilver Screenが光り輝く往年のハリウッドスター達へのオマージュであるなら、
こちらはロンドンのダークな歴史と陰影をインスピレーションにしたという
オーラを放つオーバーコーティングとなります。
100% Fine Merino wool
680/710g
圧巻のボリューム感、このレベルでなければ表現できぬ迫力と
圧倒的な存在感、正に子の代まで継げますね!
日本はともかく、オーバーコーティングの生地ウエイトとして見れば
この辺りが本国では平常運転となります。

・・・・・以上となります。
如何でしたでしょうか、秋冬ですし ツィードが多かったですね。
それらは主にスポーツコート(ジャケット)用であり、スーツには向きません。
しかし、気軽にツィードを楽しむのであれば
程好いウエイトで大変使いやすく重宝出来る事でしょう。
昨今のカジュアル化や、軽くてソフトな風潮には馴染みやすいのではないでしょうか。
個人的印はやはりフランネルが刺さりました!
素敵なオーバーコーティングも展開されており、見応えはかなり御座います。
是非ともダグラス社長の拘りの詰まった リミテッドエディション を
ご覧になりにいらして下さいませ。
皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。
・・・・・HOUSE STYLE ORDER限定による
『早期受注キャンペーン』の期間も残り僅かとなって参りました。
此度も沢山のご注文を賜りまして、心よりのお礼を申し上げます。
秋口には仕込まれた極上なテーラードが仕立てあがって参りますので
暫しお時間を頂戴致します。
8月21日(金)受注分までとなりますので、
宜しければ是非ご検討頂けましたら幸いです。
どうか引き続き 宜しくお願い申し上げます。
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